テスラは当初、ドライバーの運転状況に見合った保険商品を提供するために、「セーフティスコア」というアルゴリズムを発表していました。
しかし、昨年、テスラが完全自動運転FSD(Full Self-Driving)ベータ版をより多くのテスターに拡大する準備をしていたとき、テストに参加可能な安全なドライバーを決定するためにセーフティ・スコアのアルゴリズムを再利用したのです。
また、テスラはセーフティスコアの算出方法に透明性を持たせ、テスラアプリでセーフティスコアの詳細を確認できるようにしました。
米国内であれば、「Request FSD Beta」ボタンを押して、テスラのセーフティスコアを見ることができるのです。
セーフティスコアは、時として不正確であったり、これによってハラハラしたり、結果が腹立たしかったりすることがあります。しかし、同時に楽しく、啓発的な仕組みでもあります。
多くのドライバーは、FSDベータテスターの権利を受け取ると、セーフティスコアでのフォローがなくなることを喜んでいますが、中には、このセーフティスコアがなくなることを悲しむ人もいます。
現時点では、米国に居住し、FSDオプションを持ち、FSDベータをリクエストしたオーナーだけが、自分のセーフティスコアを見ることができます。
しかし、テスラがセーフティスコアのアルゴリズムによって自分の運転をどう評価するのか見てみたい、と思っているドライバーは世界中にたくさんいると考えられます。
イーロン・マスクCEOのツイートによると、住んでいる場所やテスラの12,000ドルもするFSDオプションの有無にかかわらず、すべてのオーナーがついに自分のセーフティスコアを見ることができるようになるかもしれないとのことです。
Twitterの2人のユーザーが最近、イーロン・マスクCEOに、ヨーロッパとFSD以外のオーナーにセーフティスコアが公開される可能性があるかどうかを尋ねました。
この問いかけに対してイーロン・マスクCEOは、通常、テスラが機能を追加する可能性を検討している、または検討することを意味しているときに使う、彼の典型的な表現「OK」と答えました。
先日のテスラの2021年ホリデーアップデートには、イーロン・マスクCEOが以前から言っていた8つの新機能を含んでいましたし、彼によると、テスラは今後2~4週間のうちにカナダでFSDベータ版をリリースする予定だそうです。
テスラは、カナダでもこのセーフティスコアを活用して、どのドライバーに最初にFSDベータ版を提供するかを決定すると考えられますが、同時に世界中でセーフティスコアを見ることができるようになるかもしれません。
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これは嬉しいニュースなので、早く実現してほしいものです。
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