テスラ、欠陥部品の不具合を顧客のせいにしたと非難、レポート

tesla-service

テスラは、欠陥があると認識していた部品の不具合について、顧客に責任を転嫁していたとされています。ロイター通信の報道では、比較的新しい車を所有しているにもかかわらず、欠陥部品の交換のために数千ドルの出費を余儀なくされ、不満を募らせているドライバーの話を詳しく伝えています。

パワステが突然故障

そのひとつは、2023年モデルYのオーナーであるジェイミー・ミンシャル氏が、購入後2カ月で突然パワーステアリングが効かなくなったというものです。ミンシャル氏は、この故障が生命を脅かす可能性があったこと、すぐにブレーキを踏んで何とか大惨事を免れたと語っています。

しかし、今回公表された報告書に引用されたテスラの元従業員によると、これは2017年後半から2022年前半にかけてモデル3およびモデルYの所有者からパワーステアリングの不具合を報告された400件の同様の苦情のうちの1件にすぎないということです。

テスラの主張する原因は「ドライバーの乱用」

tesla-logo-model-y

米国運輸保安局(NHTSA)は同年7月、こうしたパワーステアリングの不具合について調査を開始し、問題の深刻さを明らかにしました。ロイター通信によると、苦情に対するテスラの対応は、根本的な原因として「ドライバーの乱用」を挙げ、顧客を非難するものでした。

テスラの元サービスマネージャー、会社の記録、そして米国運輸保安庁に宛てた2020年の書簡のすべてが、このパターンを認めたと報じられています。

責任の転嫁はパワーステアリングの問題にとどまらず、サスペンションやハーフシャフトの問題からステアリングラックの問題にまで及びました。報告書によると、テスラは一貫してこれらの不具合に対する責任を回避し、必要な修理費用を顧客に負担させていたとのことです。

報告書の全文はこちらからご覧いただけます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

人気記事

ブレーキフルードも配管も全廃。テスラCybercabが採用した「完全ドライEMB」の構造と4輪独立制御
ソフトウェアアップデート2026.38で何が変わる? Intel搭載車へのSC構内3Dマップ開放と「ダイナミック・ヘッドライト・レベリング」の正体
なぜテスラは注文画面で大々的にアピールしないのか? パフォーマンス限定「生涯コネクティビティ」の譲渡制限と実質維持費
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
前面・側面・横転すべてで5つ星。2026年型テスラModel 3がNHTSA全試験で最高評価を獲得した骨格設計
CHAdeMOアダプター不要の時代へ。テラチャージが2028年よりNACS充電器2,500口を展開する意味
【2026年最新】テスラのおすすめカスタムロック音・施錠音サウンド集|人気ビデオゲーム・映画・アニメ効果音
【レベル4認可への最短ルート】全道路解禁を捨てたテスラAIチーム:高速道路限定FSDが日本でも実現する理由
満車時は1分100円。テスラSC「充電時間超過料金」の課金条件と5分猶予ルール、米国で進む80%混雑料金の現在地
ブラウザ埋め込みから脱却へ。テスラ・シアターの内部API改修がもたらす動画ストリーミングの高速化とサービス拡充

新着記事

新型ロードスターは3グレード展開へ。公道仕様からコールドガススラスター搭載のRocketまで判明した主要スペック
欧州テスラが年産100万台へ:ギガベルリンの現行週7500台から約2.7倍増産計画と環境認可プロセス
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
テスラ デリバリーセンター名古屋みなとが10月28日オープン:最大130台収容の東海新ハブ
ハンドルもミラーもない車内で乗客は何を見るのか? サイバーキャブが後方・側面カメラ映像を画面投影する理由
トランス工事待ちの2年をスキップ。テスラがスーパーチャージャーを前倒し開通させる「Flex Connect」の仕組み
公式ノートに書かれない「2026.32」の隠れた変更点。ブラウザ広告ブロックとシートヒーター20分自動OFFの狙い
カナダのモデル3受注停止の引き金。中国の税制改正が日本の販売価格に及ぼす影響度
テスラ・ロボタクシーがスーパーチャージャーで手動充電される理由。オースティン現場動画が明かした運用の実態
自宅に着いたらガレージを開けてミラーを畳む。テスラ最新コードに隠された車載自動化システムの活用法

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。加えて、記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれていることがあります。また、掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。更に、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました