テスラは、ジェイ・レノとのインタビューで、テスラオーナーのために電磁誘導型ワイヤレス電気自動車充電プラットフォームを開発していることを認めました。
今年の3月から
今年初め、テスラはEV用のワイヤレス充電システムの開発をほのめかしていました。このシステムでは、オーナーは車を静止プラットフォームや充電用デバイスの上に置くだけで、車に充電プラグを直接差し込む必要がなくなります。
この噂は3月1日に開催された株主イベントでテスラがガレージでワイヤレス充電している車の画像らしきものを公開したことから始まりました。
ドイツのワイフェリオンを買収した後すぐ売却
特に、テスラがワイヤレスEV充電の開発に取り組んでいたワイフェリオンという欧州企業を買収したことが明らかになると、この噂は一年中流れ続けました。ワイフェリオンは過去にテスラと協力し、デモ・ビデオにテスラの車両を使用するなど、プロモーション活動を行っていました。
テスラは7月にワイフェリオンの買収を完了しましたが、その後すぐに同社を売却しました。
電磁誘導充電
これまでテスラは、EVワイヤレス充電の開発を伏せたままでした。最近のジェイ・レノとのサイバートラックのビデオレビューで、同社のチーフデザイナーであるフランツ・ホルツハウゼン氏と車両エンジニアリング担当副社長のラース・モラヴィー氏は、テスラが「誘導充電」の技術を開発していることを認めました。
フォン・ホルツハウゼン氏は、以下のように語っています。
「私たちは誘導充電に取り組んでいます。そうすれば、プラグを差し込む必要はありません。ガレージに車を停めて、パッドの上にのせれば充電完了です。」
BREAKING: Tesla directly confirms they are working on a wireless (inductive) charging pad for your garage where you just park over it and it automatically starts charging your vehicle. https://t.co/OK2ZRmAtVx pic.twitter.com/dfPq0H3egr
— Sawyer Merritt (@SawyerMerritt) December 18, 2023
EV用ワイヤレス充電は、商業レベルでは数年前から開発が進められています。実際、米国ミシガン州は最初のEV充電道路を完成させたばかりです。
WAVEなど他の企業も同様に、電気自動車用のワイヤレス充電を開発しています。しかし、今回の発表でテスラがワイヤレス充電を開発中であることが公式に始めて認められました。
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