テスラの充電技術を採用し、将来の電気自動車（EV）に北米充電規格（NACS）を統合することに署名した自動車メーカーは、これまでに10社以上あります。そのリストにヒョンデ、姉妹ブランドの起亜、ジェネシスが加わり、今後もまたすぐに採用メーカーが増えそうです。
充電電圧の違いがある
Credit:Hyundai
フォードとGMがNACS連合に参加する意向を表明した後、ヒョンデのチャン・ジェフン最高経営責任者（CEO）は6月、同社がNACS連合に参加することを検討していると発言していました。しかし、このNACS連合に加盟する契約に署名する前に克服しなければならないハードルの一つは、既存のテスラ・スーパーチャージャー・ネットワークがヒョンデのEVに採用されている急速充電機能にマッチしていないことでした。
例えば、ヒョンデIONIQ 5は800ボルトのアーキテクチャーを誇り、より高速な充電を可能にしますが、テスラのV3スーパーチャージャーは最大480ボルトで作動する充電規格です。
テスラの次世代V4スーパーチャージャーはそのような懸念を軽減するはずですが、V4ネットワークの拡大は今のところ欧州に限られています。ヒョンデは、V2やV3のスーパーチャージャーでEVが宣伝している充電率を達成できなくても構わないと考えているようで、NACSのサポートを発表する準備をしているようです。
写真撮影が目撃される
今回Redditで共有された写真によると、ヒョンデのIONIQ 5、IONIQ 6、キアEV9（まだリリースされていない）、ジェネシスGV60が今朝サンクレメンテのテスラスーパーチャージャーで写真撮影をしているところを目撃されました。(h/t: @The_EVGuy)
Hyundai Kia and Genesis cars doing photo shoot at San Clemente Outlet Supercharger this morning. They casually placed the charger in the port pretending to charge. Announcement to joint NACS soon?
byu/Baayta inteslamotors
これらの写真は9月29日に撮影されたもので、ヒョンデ/起亜/ジェネシスが来週NACSのサポートを発表しても不思議ではありません。これまでの他の自動車メーカーとは異なり、ヒョンデがテスラスーパーチャージャー・ネットワークへのアクセスを獲得し、取り残されないようにするために、充電速度をどの程度犠牲にするのかが興味深いです。
他の取引と同様に、ヒョンデ/起亜/ジェネシスは来年から既存の所有者にアダプターを提供し、2025年からEVにNACSポートを直接統合すると予想されます。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
グーグルニュースでフォローする
※免責事項：この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。
