どうも… ロードスター(新型も旧型も)が無いようです。
テスラロードスター以外
テスラは最近、「家族旅行」と題した、現在提供されている、または間もなく生産されるすべての電気自動車を乗せたトレーラーの美しい写真をXで共有しました。
テスラセミのトレーラーの上段には赤いモデルS、白いモデルSとモデル3および青いモデルY、そしてサイバートラックがあり、下段には白いモデルXと、さらにモデル3が写っています。この写真は、米国カリフォルニア州フリーモントにあるテスラのメイン工場で撮影されたもので、テストトラックの様子からこれは確認できます。
何が「家族旅行」だったのかはわかりませんが、実際の「旅行」ではなく、おそらくマーケティング用のショットだったのでしょうが、その真意は誰にもわかりません。とにかく、この写真には2台の実在するテスラが写っていません。10年前に生産中止となった初代テスラ・ロードスターと、2017年に発表され、他の分野に注力するために延期され続けている新型テスラ・ロードスターです。
まもなく累計5百万台

Credit:Tesla
これら数種類のEVは、テスラ社の約20年の歴史(2003年以降)と累計でまもなく500万台に達する販売台数となります。
- テスラ・ロードスター(初代) – 2008年
- テスラ モデルS – 2012年
- テスラ モデルX – 2015年
- テスラ モデル3 – 2018年
- テスラ モデルY – 2020年
- テスラ セミ – 2022年
- テスラ サイバートラック – 2023年後半発売予定
当初、テスラはモデル3をモデルEと命名し、「モデルS/E/X/Y」ラインナップを形成するつもりでしたが、モデルEはその時点で既にフォードの商標だったこともあり、結果モデル3となりました。
長期的には、テスラは2つの新しいEV、つまり手頃な価格のモデル(いわゆる「モデル2」:2万5,000ドル程度で提供することを目指している)とロボタクシー(こちらも小型でハンドルやペダルが無い)でラインナップを拡大する見込みで、いずれも次世代プラットフォームがベースとなります。
同時に、欧州市場向けにクラス8大型電気トレーラーであるテスラセミと、もう間もなく納車が開始される待望の電動ピックアップ、テスラサイバートラックの追加バージョンが登場する可能性もあります。テスラは、他の多くの自動車メーカーのように、複数のボディタイプや車種を拡大するよりも、明らかに車種を絞ったうえで販売台数の拡大を優先しているため、今後車種が追加されたとしても、テスラのラインナップは比較的小規模にとどまるでしょう。
モデル3/モデルYは、2023年6月末時点で合わせて累計販売台数390万台以上を達成し、現在は400万台を大きく超えています。BEV全体の販売台数が500万台を超えたというニュースを耳にする日も近いかもしれません。
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