テスラモデル3ハイランドのインテリアの写真を見てすぐ分かることは、このオール・エレクトリック・セダンにはもはや物理的な「ストーク」がないという事実です。つまり、モデルSとモデルXのように、モデル3のギアシフトはほとんどインフォテイメントディスプレイで行われるということです。
ストークレス・スマートシフト
もちろん、テスラが車載ソフトウェアを最大限活用していることを考えれば、これは非常に理にかなっていることです。このような機能は、モデルSとモデルXに展開された際には、面倒で安全性に欠けるという批判的な意見とともに多くの懸念をもって受け止められました。しかし、モデルSとモデルXのディスプレイ内ギアセレクターに対する不満は、これまでの間にほとんどなくなりました。
また、モデルSとモデルXには複数のギアシフト・オプションが装備されているため、インフォテインメント・システムでギアシフトを行っても問題ないという意見もあります。オートシフト、ディスプレイ内のギアセレクター、センターコンソールのハザードボタンの横にあるマニュアルギアセレクターという3つの方法が用意されています。本稿執筆時点では、モデル3ハイランドにオートシフトが追加されることは発表されていませんが、これまでのデモンストレーションでは、ドライバーはインフォテインメント・システム内のギア・セレクターを使用している様子が見て取れます。
天井のハザードボタン横

幸いなことに、テスラが中国と欧州で公開したプレス画像から、モデル3ハイランドには、ディスプレイ内のギアセレクターが使用できなくなった場合の不測の事態も想定されていることが明らかになりました。同社が公開した画像で確認できるように、モデル3ハイランドにはマニュアルギアセレクターの機能ボタンも用意されています。モデルSとモデルXのように、モデル3ハイランドのギアセレクターは、ルームミラー近傍のハザードボタンの横に備え付けられています。
モデルSとモデルXのハザードボタンはセンターコンソールにあるため、このようなシステムはあまり問題にならないかもしれません。しかし、モデル3ハイランドでは、ハザードボタンはルームミラーの近くにあります。したがって、モデル3ハイランドのディスプレイ内ギアセレクターが操作不能になった場合、マニュアルでギアをシフトするのは厄介な、少なくとも面倒な経験になる可能性が高いです。それは間違いなく機能するでしょうが、その操作はあまり便利でもないですし、自然なものでもないでしょう。
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