詳細なドローン映像で判明、プロジェクト・ハイランド版新型モデル3はストークレスで、スマートシフトを搭載へ

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https://youtu.be/Xs8AqirmJuQ
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昨日、テスラの米国カリフォルニア州フリーモント工場のテストコース上空から、モデル3のリフレッシュ版「プロジェクト・ハイランド」の内部を初めて見ることができる短いビデオを紹介しました。ステアリングホイールは、モデルSとモデルXの静電容量式ボタン付き丸型ステアリングホイールに非常によく似ていました。

今回、その映像がYoutubeにアップロードされ、今回のリフレッシュ版の詳細がより明確に分かります。

ストークレス&スマートシフト

14分間のフル映像はYouTubeにアップロードされたもので、モデル3のリフレッシュモデルではモデルSとモデルXと同じようにギアストークがなくなり、テスラのスマートシフト・テクノロジーが採用されることが分かります。

今回の追加された映像では、テスラのエンジニアが車に乗り込み、シートベルトを装着する様子がはっきりと映っています。バックする前に、ギアストークを使わずにセンターディスプレイの左側を下にスワイプして、クルマをリバースさせる様子も確認できます。

実はこの映像をよく見ると、いつもの癖で右手を動かしてギアストークを操作しようとしているのですが、そこには何もないので、画面上でスワイプすることを思い出したのです。

スクリーンの左端でシフトをスワイプして選択する
https://youtu.be/Xs8AqirmJuQ

モデルSとモデルXのユーザーインターフェイスは以下の画像のような感じです。上にスワイプするとドライブに、下にスワイプするとリバースにシフトします。

リフレッシュ版モデルS/Xには標準のスマートシフト
Credit:Tesla

動画の全編

動画の全編は以下の通りですが、ドライバーがスマートシフトを使う場面が映っています。

もちろんこれはスマートシフトの「マニュアル版」で、実際の機能は、それまでのクルマの動きや周囲の物体をもとに、自動的にドライブやバックにシフトを変更することができる機能です。モデルS/Xではバックアップとしてセンターコンソールにもタッチボタンがありますが、ドローン映像の角度と距離からは、その様子は確認できていません。

第3四半期に大量生産へ

テスラは以前からこのプロジェクトに取り組んできたのですが、来月ギガ上海で試験生産を開始することで、まもなくクライマックスを迎えるものと思われます。テスラ中国はこの噂を否定していますが、過去に真実となった他の噂でも全体的に否定しています。私たちが聞いたところによると、この噂は正確で、第3四半期に大量生産を開始する予定であるという過去の報告と一致しています。

14分間のビデオでは、「プロジェクト・ハイランド」版新型モデル3の外観をたくさん見ることができますが、残念ながら、私たちがまだ知らない他の多くのことを明らかにすることにはなっていません。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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