テスラがメキシコにギガファクトリーを計画していることはこれまでにも知られているニュースです。しかし、今回、現地当局に提出された書類の中で、この次のテスラの命運を左右するプロジェクトのコードネームが明らかになりました。
プロジェクト・マリオ
先日テスラがギガ・メキシコの最終許可を間近に控えていることをお伝えしましたが、メキシコのヌエボ・レオン州のサミュエル・ガルシア知事は今週、テスラが規制当局に対して環境影響評価書を提出したことを認めました。
また、テスラがサンタ・カリーナのセロ・ラ・モタとクンレス・デ・モンテレイの近くに1561ヘクタールの土地を取得したことも明らかになりました。工場の敷地面積は260ヘクタールで、テスラは、この土地を整地しても環境への影響はそれほど大きなものではないと主張しています。
今回の環境影響報告書では、地元の生態系への混乱を補うためのいくつかの対策が提案されています。その中には、約16,000点の動植物標本を保護し、一部の動物を敷地から保護して移動することも含まれています。書類には土地使用の変更申請も含まれています。
先月には建設開始
先月、テスラはサンタ・カリーナに工業の倉庫を建設する許可を申請しています。テスラの進捗状況について、ガルシア知事は以下のように話しています。
「メキシコ政府は、強力な法治国家、安全で装甲された国家を持つことに関心があり、世界の一流企業がヌエボ・レオン州を訪れ続けることで、他国がヌエボ・レオン州をグリーンな州とみなし、観光が奨励され、投資が行われることで、一流企業が投資のためにヌエボ・レオン州を訪れることに大いに役立ちます。テスラの場合もそうですが、これは月曜日にすでに環境影響評価書を発表したテスラから出てきたもので、世界最大の工場が間もなく操業を開始することを願っています。」
テスラはギガ・メキシコを2025年の第1四半期に稼動させる計画で、そこで2万5000ドルの手ごろなEVいわゆる「モデル2」を生産する予定です。
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