テスラが廉価版EVを年間400万台製造することを目標にしてる、ギガファクトリー・メキシコの建設現場で建設機械が目撃され、ついに着工する状況のようです。
ギガ上海を上回るスケジュール
数ヶ月にわたる噂の後、テスラは3月1日に開催された投資家向けイベント「インベスター・デイ」でついにギガファクトリー・メキシコを発表しました。
テスラは、メキシコのヌエボ・レオン州モンテレイ郊外に新しい工場を建設するための土地を確保しました。更にテスラは、ギガファクトリー上海の着工から生産まで9ヶ月というスケジュールを上回ることを目指し、記録的なスピードで工場を建設すると話してきました。
しかし、現時点ではテスラはまだ建設許可を待っている段階で、工場建設に着手できていません。
2023年6月、ヌエボ・レオン州のサミュエル・アレハンドロ・ガルシア・セプルベダ知事は、許可は間もなく下りると述べていましたが、まだそれは発表されていません。
テスラが10年後までに生産台数を2,000万台まで引き上げるという野心的な目標を達成するためには、ギガメキシコはすぐに動き出す必要があります。
敷地内に建設機械
ギガファクトリーメキシコは、テスラが新工場で次世代車(より安価な電気ハッチバックとロボタクシー)を製造することを計画しているため、その目標の重要な一部となります。
現在、地元紙ミレニオは、ギガファクトリー・メキシコの敷地内で機械が目撃され、作業が始まっていると以下のように報道しました。
3月1日に発表されたテスラギガファクトリーの建設作業は、すでにサンタカタリーナ、ヌエボレオンの自治体で、その本社となる敷地で始まっています 。今週の水曜日から、機械サルティーヨ、アニージョ ペリフェリコ ・ デ ・ モンテレイとの分岐点の高速道路に近いセクションで観察されています。
同誌が公開したビデオによると、今のところ、工場用地への出口と道路を作るための高速道路沿いの工事が中心のようです。
政府とテスラはまだ許可証の発行を発表していませんが、作業が始まっていることから、近いうちに許可証が発行され、起工式が行われるものと思われます。
ギガファクトリー・メキシコの建設は、テスラの次世代自動車が北米で市場に投入されるスケジュールを左右することになるため、今後も注視していきたいと思います。
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