テスラの急速充電スーパーチャージャー・ネットワーク、関連調査でトップに:J.D. パワー

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テスラ・スーパーチャージャー・ネットワークは、テスラの最も注目すべき成果のひとつです。そして今、このスーパーチャージャーがテスラ以外の電気自動車にも開放され、NACS急速充電システムはEVの主流普及の重要な原動力のひとつになりそうです。

既存大手自動車メーカーも続々採用

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既存大手自動車メーカーのフォードは5月、自社の電気自動車がテスラのスーパーチャージャー・ネットワークにアクセスできるよう、テスラと合意に達したと最初に発表しました。他の自動車メーカーもこれに追随し、リヴィアンのような新しい自動車メーカーも、テスラの拡大する「NACS連合」に参加することを選択しました。

テスラの北米充電規格NACSが他の複数の自動車メーカーに採用されたことを考えれば、スーパーチャージャー・ネットワークがこの地域の標準充電規格になったとしてもそれほど驚くことではありません。J.D.パワー社の2023年米国電気自動車体験(EVX)公共充電調査の結果によれば、EV所有者にとってこのテスラ・スーパーチャージャー・ネットワークは高く評価されています。

圧倒的な強さ

この調査で検討されたDC急速充電器の中では、テスラ・スーパーチャージャーが圧倒的な強さを見せました。このテスラの急速充電ネットワークは、1,000点満点中739点を獲得し、それぞれ636点、569点、538点を獲得したチャージポイント、EVgo、エレクトリファイ・アメリカなどの競合他社を大きく引き離しています。

興味深いことに、J.D. パワー社の調査では、公共のレベル2充電ソリューションに対する顧客満足度が全体的に617ポイントに低下していることも指摘されました。DC急速充電器の総合得点も1年前と比較して低下しています。しかし、このレポートに述べると、専門家は、テスラのNACSへの移行とスーパーチャージャー・ネットワークへの自由なアクセスにより、DC急速充電器の全体的な顧客満足度が向上すると考えています。

J.D.パワーのEVプラクティス担当エグゼクティブ・ディレクターであるブレント・グルーバー氏は、この件について以下のように発表しています。

「テスラが先駆けた北米充電規格(NACS)の採用が進むことで、他メーカーのEV所有者がテスラのスーパーチャージャーステーションを利用するようになり、急速充電の満足度が高まる可能性があります。
テスラの所有者以外によるテスラのスーパーチャージャーの利用が満足度に影響を与えるかどうかは注視していますが、この動きは充電器の不足を解消し、業界をリードする信頼性の高い充電器へのアクセスを提供するものです。完全に統合されたテスラエコシステムの一部であるテスラオーナーの満足度に達することができるかどうかを判断するには、まだ時期尚早です。」
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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