テスラCEOイーロン・マスク氏、ザック・カークホーンCFOの退任についてコメント

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Credit:Wall street journal
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テスラCEOのイーロン・マスク氏は、CFOのザック・カークホーン氏の退社についてコメントしました。

いきなりの退任理由は不明

「ザック・カークホーン氏の13年間にわたるテスラへの多くの貢献に感謝します。そして彼のキャリアの次のステージに幸多かれと祈ります。」

昨日、2010年からテスラに在籍していたカークホーン氏が、テスラの最高財務責任者CFOを退任することが明らかになりました。この1年間、多くのメディアは、カークホーンCFOがマスク氏の後を継いでテスラのトップに就任するのではないかとの憶測を呼んでいました。

カークホーン氏がテスラを去った理由はまだはっきりとわかっておらず、テスラは同氏の退任決定を発表した8-K提出書類の中で、彼の勤務に感謝していると述べているものの、解雇ではないようです。

後にマスク氏が発表したコメントによると、カークホーン氏の決断に至ったのは燃え尽き症候群だったのかもしれません。

マスク氏は次のように述べています。

「13年間は長い任務でした。ザックは友人や家族と過ごし、その後は別のことをするでしょう。」
断れない仕事のオファーがあったみたいですね。
「ザック・カークホーン氏の13年間にわたるテスラへの多くの貢献に感謝します。そして彼のキャリアの次のステージに幸多かれと祈ります。」

他の誰かのために50年働くようなもの

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Dimitrios KambourisGetty Images

テスラを追いかけるアナリストたちもそう考えています。長年テスラを取材してきたディープウォーター・アセット・マネジメントのマネージング・パートナー、ジーン・ミュンスター氏のコメントによれば、イーロン・マスク氏のようなビジョンと要求を持つ人物のためにそれだけの年月働くことは、「他の誰かのために50年働くようなもの」だとのことです。

カークホーン氏には、職業生活から離れるための十分すぎる資産もあります。ブルームバーグによれば、彼の資産は少なくとも5億9,000万ドル(約845億円)程度あるとのことです。

カークホーン氏は、2019年から同社の最高経理責任者を務めたヴァイバフ・タネジャ新CFOの移行を支援することになるようです。カークホーン氏はリンクトインの声明で以下のように述べています。

「この会社テスラの一員であることは特別な経験であり、私が13年以上前に入社して以来、私たちが一緒に行ってきた仕事を非常に誇りに思っています。今回の移行をサポートするために職責を移すにあたり、多くの人が不可能だと考えていたことを成し遂げてきたテスラの有能で情熱的で勤勉な従業員に感謝したいと思います。また、多くの人々を鼓舞してきたイーロンのリーダーシップと楽観主義にも感謝したいと思います。」
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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