この機能のヒントは、テスラショールームに置かれた子供向けの塗り絵に隠されている可能性があります。
サービスセンターの塗り絵
2023年3月の投資家向け日のプレゼンテーション「インベスター・デイ2023」でテスラのパワートレイン&エネルギーエンジニアリング担当上級副社長ドリュー・バグリーノ氏が認めたように、将来のテスラモデルに双方向充電が搭載されることは分かっています。今のところの問題は、どのモデルに最初に搭載されるのか?そして何が、どんな機能が提供されるのか?ということです。
以下の情報は変に聞こえるかもしれませんが、テスラのサービスセンターで提供されている塗り絵には、以下のように記載があります。
「サイバートラックはテスラを充電するのに十分なバッテリーパワーを持っています」
このキャプションは、塗り絵を楽しみたい人にとってはほとんど価値がないかもしれませんが、テスラファンにとっては憶測を呼び起こすものです。
テスラのサービスセンターに新しい塗り絵が登場。 「テスラを充電できるだけのバッテリーパワーがある」との記載。双方向性認める?イーロン・マスクさん。 子供たちが最初に発見しました!
通常、こういう場合、テスラが「嘘の情報」を載せることを許すとは考えにくいのです。つまり、サイバートラックの製品版には双方向充電が搭載される可能性が高いということです。このキャプションが示唆するように、テスラは車両間充電を提供する可能性があり、おそらく車両対負荷(V2L:Vehicle to Load)、車両対住宅(V2H:Vehicle to House)、車両対グリッド(V2G:Vehicle to Grid)の機能一式は提供しないでしょう。
チーフデザイナーの示唆
テスラのチーフデザイナーであるフランツ・フォン・ホルツハウゼン氏が、2023年6月末にLAのピーターセン自動車博物館で開催されたカーズ・アンド・コーヒーのイベントにサイバートラックで登場した際、愛好家たちはツイッターの動画にあるように、おそらくソケット用に設計されたと思われる小さな開口部があるサイバートラックの荷台を間近で見ることができました。
製品版には、外部の電化製品や別のEVを充電するための120Vまたは240Vのコンセントが搭載されるかもしれません。
フォードF-150ライトニングのようなライバルの電気ピックアップトラックは、すでにこの機能を提供しています。フォードには、標準の120Vコンセントと、オプションで最大9.6キロワットの充電が可能な240Vソケットを備えたプロ・パワー・オンロード(同社が言うところの双方向充電)が搭載されています。
あるユーザーは昨年、立ち往生したミニ・クーパーSEをF-150ライトニングでフル充電し、200マイル(約320km)以上の航続距離を確保しました。
サイバートラックのバッテリーサイズが気になります。テスラの中長期戦略を示す「マスタープランPart3」によれば、バッテリー容量は100kWhですが、この容量は大型トラックとしては少ないようです。リヴィアンR1TやF-150ライトニングのような競合車は、130kWh以上のバッテリーパックを搭載しています。
2021年、ツイッターユーザーがイーロン・マスクCEOに、サイバートラックのバッテリーは自宅に電力を供給できるのかと質問し、マスク氏は「Yes」と回答しています。
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