ここ数週間、米国カリフォルニアの道路で部分的にカモフラージュされた新型テスラモデル3「プロジェクト・ハイランド」の目撃情報がいくつかあり、今回もその一例なのですが、これまでと少し違った姿をしているようです。
度々の目撃情報
最近のプロジェクト・ハイランド車両の目撃から推測されるのは、今回のリフレッシュ版の登場が近づいているということでしょう。また、中国の有名なドローンオペレーターは、地元のギガファクトリー上海の最新のドローン映像でプロジェクト・ハイランド版モデル3と思われる車体のテスト走行を捉えた、と報告しています。下のYoutubeから確認できますが、小さすぎて詳細はわかりません。
こうした事は、正式なお披露目と販売開始が間近に迫っている状況だと考えられますが、テスラはすでに一歩先を行っているようです。今回カモフラージュされたモデル3がアメリカのカリフォルニアで再び撮影されましたが、これは以前のハイランド版モデル3とは明らかに少し異なっているのです。
ルーフラインに隠された奇妙な形状
テスラは、モデル3が隣にもう一台走っていても、あまり興味を引かれないと考えたのか、すでに次世代電気自動車のプロトタイプのようなものを公道テストに送り出してるのかもしれません。メキシコに建設予定のギガファクトリーで最初に生産される廉価版モデルは、まだ特定されていない2番目のテスラ新モデルと合わせて、世界中で年間500万台の販売を目標とし、2023年第1四半期にすでに世界で最も売れたテスラモデルYをはるかに上回る販売台数を目指す予定になっています。
テスラは、5月16日に開催された年次株主総会「サイバーラウンドアップ2023」で、まだ名前の知られていない新しい量産モデルのような最初のチラ見せを実施しました。霧のかかった写真を横から見ると、クロスオーバーの形状、つまりモデルYに似ていますが、後部はさらに傾斜していることがわかます。大きなトランクリッドを持つハッチバックセダンへと進化する道はそう遠くはなく、今回のテストではテスラは実際にモデル3をベースとして使用していたのかもしれません。
というのも、Twitterユーザーの@M_IsForMachineが木曜日に公開した写真では、目隠しカバーを多用した赤いテスラの珍しいルーフ部分が目立っています。彼自身は当初、別のモデル3ハイランドを捉えたと思い込んでいましたが、今のところこのプロトタイプはBピラーから先の上部全体ではなく、フロントとリアだけが覆われています。また、カバーの後方部分にルーフラインのふくらみが見られますが、これは現在のモデル3にもハイランドの目撃情報にも存在しないものです。
新車両のテストモデルとしてのモデル3?
まだ完全なボディが存在しない車両の試走行としてモデル3を活用して、一種の中間フォーマットのようなクルマを準備している可能性もあります。これまでの情報によれば、生産コストは大幅に下がるはずですし、「コンパクト」と表現されていることから、モデル3やモデルYよりも小さい外形サイズも同時に期待できます。今回撮影されたテスラのフロントもこのような感じで、 ホイールベースの短いシャシーに古いボディパーツを載せているためか、前輪の開口部が奥にありすぎるようにも見えます。
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