週末にテスラの完全自動運転FSDが北米と同じように中国上海で試験走行するという噂がありましたが、これはテスラ中国により否定されました。
テスラ中国、事実ではないと否定
地元メディアのCailianは本日、今回の噂に関するテスラ中国からの回答を引用し、「この情報は事実ではない」と短い報道をしました。一方で、5月12日、上海の関係者は、上海市はテスラとの協力をさらに深め、電気自動車(EV)メーカーの自動運転およびロボット事業を上海で推進すると述べています。
上海市経済情報化委員会インテリジェント製造推進部の副部長である陳氏は、「上海はテスラと協力し、世界市場向けにコア技術の優位性を持つ技術産業クラスターを構築する」と述べています。陳氏は当時、テスラのFSDについて直接言及しませんでしたが、テスラのソフトウェアに対する中国政府関係者の支持を示唆した最初の出来事でした。
FSDのテストをするという噂
その前に、地元メディアの財新(Caixin Global)は4月3日の報道で、テスラが中国でFSDの広範なテストを開始しようとしていると述べています。
現在中国を含む世界中で、すべてのテスラ車には、無料のベーシックオートパイロット(BAP)ソフトウェアが搭載されています。また、テスラは有料のオプションとして強化型オートパイロット(EAP)、FSDソフトウェアを提供しています。EAPとFSDの価格は、中国では32,000人民元(約63万円)と64,000人民元(約125万円)となっています。
6月9日、CITIC証券のアナリスト、リャン・イーシー氏のチームは、テスラFSDの中国進出の動向が明らかになりつつあり、現地EVのインテリジェント化を加速させることが期待されると述べています。しかし、これが現実になるにはまだ2つの大きな問題、データ収集とスーパーコンピューティングセンターのセキュリティ問題に直面していると、同チームは述べています。
一方で、6月9日には、テスラのイーロン・マスク氏が、中国のツイッターに相当するウェイボーで、オートパイロット/FSDやその他のテスラ技術のライセンス供与を喜んで受けるとも発言しています。
このアカウントは北京のテスラ中国のチームによって管理されているようですが、2021年以降、マスク氏のウェイボーアカウントでFSDについて言及されたのはこれが初めてとなります。テスラCEOは今月初めに中国を訪問し、複数の中国政府高官と会談も実施しています。
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