世界で一番売れるクルマに、テスラモデルYが中国のプレミアムEVセグメントで驚異的な売れ行き

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テスラの中国における販売台数は、BYDの新エネルギー車(NEV)の販売台数の合計に追い抜かれるかもしれませんが、モデルYクロスオーバーについては、中国のプレミアム電気自動車セグメントにおいて、依然として強力な力を維持しています。これは、2023年5月における中国のプレミアムNEV市場において特に顕著な傾向です。

2位のBYDの3倍近くの販売台数

中国の最新データでは、モデルYは先月、20万~30万人民元の価格帯の電気自動車で最も売れたそうです。2023年5月のモデルYの月間累計販売台数は31,054台で、最も近いライバルであるBYD Tang DMの販売台数(合計11,866台)の3倍近い販売台数となりました。

また、このランキングの3位にはテスラの電動セダン、モデル3が11,454台と2位のBYDに肉薄する台数でランクインしています。

中国における新エネルギー車小売販売台数(20万〜30万人民元のNEV)
順位 メーカー・モデル 2023年5月販売台数
1 Tesla Model Y 31,054
2 BYD Tang DM 11,866
3 Tesla Model 3 11,454
4 BYD Han EV 10,008
5 BYD Corvette 07 10,005
6 Geely Zeekr 001 6,223
7 GWM Lanshan DHT-PHEV 5,136
8 XPeng P7 4,439
9 Aito M5 3,457
10 SAIC Feifan F7 2,802
11 Audi Q4 e-tron 2,051
12 FAW-VW ID.6 CROZZ 1,365
13 SAIC-VW ID.6 X 1,121
14 Lynk09 EM+P 981
15 Geely Xingyue L 754
16 Aito M7 626
17 Audi Q5 e-tron 602
18 Mercedes EQB 546
19 Mercedes EQA 483

前年同月比333%、前月比6%の増加

先月の中国におけるテスラの小売販売台数は、全体で42,508台でした。中国乗用車協会(CPCA)が掲載したデータによると、テスラは先月、同国のNEV(中国における新エネルギー自動車の定義で、BEVの他にPHEVやFCVが対象となる)市場で7.3%のシェアを獲得し、3位にランクされました。これは、これまでのデータとの比較によると、2022年5月に販売された9,825台から332.65%、2023年4月に販売された39,956台から6.39%増加したことになります。

ちなみに、BYDは5月に220,735台の新エネルギー車を販売し、前年同月比94%増となりました。これにより、BYDはNEV市場で38.1%の市場シェアを獲得し、中国で最も販売台数の多いNEVブランドとなりました。ただし、この数字には完全なバッテリー電気自動車でないプラグインハイブリッド車なども含まれています。

マスク氏も高い評価のギガ上海の重要性

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ギガ上海で製造された大量のモデルY/3が輸出を待つ様子

テスラモデルYの今年5月のパフォーマンスは、電気自動車メーカーであるテスラが、中国における純粋な電気自動車メーカーとしては、まだトップクラスとまではいかないまでも、まだまだその存在感を示していることを表しています。このことは、イーロン・マスク氏が先日ギガファクトリー上海を訪問した際にも強調されたものです。マスク氏は、ギガ上海の従業員を前にして、同施設で製造される自動車は世界最高レベルであること、また、テスラ中国の努力とその成果が「心を温める」ものであることをプレゼンしました。

「私は、あなた方の素晴らしい仕事ぶりを心から祝福したいと思います。あなた方が多くの困難や多くの課題を克服してきたことは、信じられないほど印象的でした。私の心を温かくしてくれますよ。そして、私は世界中の人々に伝えています。私たちがここで生産するクルマは、生産効率が高いだけでなく、品質も最高のものです。」
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