オーナーはテスラカスタマーサービスに連絡し、車をサービスセンターに持ち込むように言われたと報告しています。
高速道路の進入路で突然出火
2023年5月6日(土)、米国カリフォルニア州でテスラモデルYの火災が発生したと報じられました。高速道路の進入路を走行中、ドライバーはタイヤがパンクしたのかと思いました。しかし、彼が降りて確認したところ、車の周囲に煙が上がり、さらにその下には炎が上がっていたそうです。テスラのカスタマーサービスが、この事態への対応が非常識であると伝えられています。
モデルYのドライバーであるビシャール・マッラ氏は、ある用事があって外出したところ、テスラが揺れ始めたので、タイヤに何か問題があるのだろうと思ったと述べています。モデルY全体が炎に包まれるまでに、そう時間はかかりませんでした。幸いにも、この事故でけが人は出ませんでしたが、電気自動車のクロスオーバーは全損と見なされました。
全損車をサービスセンターに持ち込むよう言われる
マッラ氏の次の行動は、テスラのカスタマーサービス部門に連絡して何が起こったかを知らせ、今回の事故の詳細の理由を聞き出そうとしたことでした。幸い、彼の保険会社は新しい車を補償することになったのですが、テスラのカスタマーサービスは親切とは言い難いものだったと伝えられています。
マッラ氏はRedditでこの話の詳細を共有しました。このモデルYのオーナーは、テスラのカスタマーサービスが助けてくれるのは、テスラのロードサイドアシスタンスの状況に関わる場合だけだと言うことです。テスラのロードサイドアシスタンスは、完全に燃えたEVに関して彼を助けることができません。マッラ氏はさらに、あるオペレーターが電話で、車をテスラサービスセンターに持っていくように言ったと、以下のように話しています。
「10回以上試しましたが、テスラのロードサイドアシスタンスカスタマーサービスの人たちは何もできないんです。私が話したあるオペレーターは、私の完全燃焼したテスラをテスラ推奨のサービスセンターに持ち込むよう、大胆にも私に言ったのです。私の車は完全に燃え尽きて、全損でした。一体どうすればいいんでんしょう。」
テスラからは何もなし
今のところ、テスラはこの件について声明を出していません。私たちが公表しているのは、モデルYのオーナーが語った話だけで、それを完全に立証する術はありません。テスラモデルYが炎上したことは明らかなのですが、それ以外の詳細はオーナーの言葉だけで、他の関係者からの反論も含めて今の所ありません。
そもそもこの事故は起こるべきでなかったのだと考えられますが、マッラ氏が無事で、他の誰も負傷せず、彼の保険会社が車を交換してくれることなのでその点良かったと考えられます。
とはいえ、マッラ氏はテスラから「他の人が同じ問題を経験しないように守るため」に何らかの回答を得ることを望んでいるのです。
テスラにはPR部門がなく、コミュニケーションの欠如や混乱したやりとりについてオーナーが話をSNSに共有するのは、これが初めてではありません。
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