テスラの完全自動運転は、世界の規制当局承認に約100億kmの走行データが必要

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https://youtu.be/sbSDsbDQjSU
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イーロン・マスク氏が「マスタープランPart 2」を執筆した際、自動運転システムが世界的に規制当局の承認を得るまでには、おそらく約60億マイル(約100億km:地球25万周回分)の走行が必要になるだろうと述べました。テスラがレーダーに頼らずカメラ映像だけのアプローチに移行し、FSDベータプログラムが展開されるなど、その後多くのことが起こりましたが、マスク氏のこの100億kmの見積もりは変わっていないようです。

マスク氏は最近、同社の完全自動運転ベータプログラムに関するテスラオーナーとの会話の中で、ツイッターで100億kmの見立てを改めて発表しました。マスク氏は、FSDベータバージョン10.69.2が現在ロールアウトしていることを発表していましたが、ユーザーはシステムが過度に慎重であることに留意すべき、とも指摘していました。

その後のコメントでマスク氏は、実世界での検証と数十億kmの実世界での訓練こそが、FSDを超人的なものにするのだ、と言い切っています。このコメントはさらなる疑問を引き起こし、そのうちの1つは@Tesla_Maniaからのもので、彼はCEOに、「マスタープラン・パート2」からの100億kmの見積もりはまだ有効かと質問しています。マスク氏は、その数字は「おそらく正しい桁数」であると指摘しました。

マスク氏は、批評家が当初は不可能と判断し、後に遅いと批判するような、あまりにも野心的な目標を掲げることで知られています。完全自動運転システムの展開もそのひとつですが、2020年10月のプログラム開始以来、FSDベータテスターの拡大は否定できないものです。そして、今や10万人のベータテスターが実際の道路でシステムを使用しているため、FSDベータは相当なスピードで走行距離を積み上げているのが現状です。

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https://youtu.be/FE4iFYqi4QU

テスラが今年7月に発表した2022年第2四半期決算発表資料によると、同社のFSDベータはこれまでに約5600万km以上を走行し、その大部分は2021年10月以降に達成されたものです。また、テスラは年内に米国内のすべての有料顧客にFSDプログラムへのアクセスを開放する可能性があり、同社のベータテスターによる自律走行距離の総計はさらに加速度的に増加すると思われます。

テスラがFSDベータテスターの累積走行距離がすでに5600万kmを超えたと発表したとき、このプログラムはすでに自律走行分野のリーダーたちの累積走行距離を超えるところまで来ていたということです。自動運転のリーダーと広く考えられているグーグルのウェイモ(Waymo)は、2021年に、同社の自動運転車が2009年以来、実走行距離で3200万kmを走行したと報告しています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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