テスラ、強化型オートパイロットを復活させ、おそらく全市場に導入へ

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テスラは、全市場の車両に強化型オートパイロット(Enhanced Auto Pilot:EAP)を復活させるようです。この機能は先日オーストラリアとニュージーランド市場で提案された後、顧客からの他の国での機能を求める声に応え、イーロン・マスクが承諾しました。

テスラは2022年6月16日、オーストラリアとニュージーランドに強化型オートパイロット(EAP)を復活させたと発表しました。そのエリアのテスラ車オーナーは、FSD(Full Self-Driving:完全自動運転)の機能のほとんどを比較的安い値段で試すことができるようになり、非常に魅力的なオファーとなりました。ニュージーランドではNZ 5,700ドル、オーストラリアではAU 5,100ドルで、どちらもUS 3,600ドル(約48万円)程度です。

オーストラリアとニュージーランドでEAPが利用できるようになったことで、世界中のテスラオーナーが興奮しています。カナダのオーナー@Model3Owners/Twitterは、テスラCEOのイーロン・マスク氏にある要望を持ちかけました。

米国市場を含むすべての市場で、同機能を復活させてほしいという要望です。質問されたマスク氏は肯定的な回答をしたことから、この機能が今後復活することを意味しているのかもしれません。ただし、時期、コスト、販売市場、搭載される機能などは依然として不明であることは念頭に置いておく必要があります。

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テスラは、これ(強化型オートパイロット:EAP)を皆のために復活させる必要があります。FSDは、高すぎるのです。FSDをEAPの上位オプションとして販売し、加えてすべての車には基本的なオートパイロットが含まれるようにするのです。

イーロン・マスク
OK

テスラは、フルセルフドライビング(FSD:完全自動運転)をリリースしたのと同時期に、エンハンストオートパイロット(Enhanced Auto Pilot:EAP)を発売しました。FSDは、EAPのアップグレード版の性能と機能を持っています。

FSDはEAPに搭載されているすべての機能に加え、「停止標識と信号機の認識」「市街地の自動運転」「フルセルフドライビング」を搭載していました。2019年、テスラは米国でEAPの提供を停止し、ベーシックなオートパイロットに変更しました。

強化型オートパイロット(エンハンスト・オートパイロット:EAP)

  • ナビゲーション・オートパイロット:高速道路の入り口ランプから出口ランプまで、車線変更の提案、インターチェンジのナビゲート、方向指示器の自動点灯、正しい出口への誘導など、積極的にクルマを誘導する機能
  • オートレーンチェンジ:オートステアリング(自動操舵)作動時に高速道路で隣の車線への移動をアシストする機能
  • オートパーキング:ワンタッチで縦列・直角駐車ができるようになる機能
  • サモン:モバイルアプリやキー操作で、狭い場所への車の出し入れをサポートする機能
  • スマート・サモン:現在地(GPSを利用した目的地)または選択した場所に車を移動させ、必要に応じて周辺を移動したり、対象エリアに停車したりすることができる機能
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この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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