テスラ車のプロセッサー対決:旧型Intel Atom 対 新型AMD Ryzen

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テスラは、自動車メーカーとテクノロジーカンパニーが一体となった企業です。つまり、ハードウェア(とソフトウェア)は時間とともに変化し、常に進化していくのです。コンピューターや携帯電話と同じように、テスラのクルマは常にハードウェアとソフトウェアのアップデートが行われます。

2021年12月、テスラは新車で製造されたテスラモデル3とモデルYに、アップグレードされた処理ユニット(APU)、AMD RDNA 2ベースのRyzen APUの搭載を開始しました。このアップグレードの前に、テスラモデル3とモデルYは、Intel Atomグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を搭載していました。

しかし、デザインがリフレッシュされたモデルSとモデルXには、AMD社CEOが昨年のComputex 2021で発表したように、生産開始時から10テラフロップスのゲームパワーを持つ新しいAMD RDNA 2ベースのGPUが搭載されていました。

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テスラ車のAPUは、メディア・コントロール・ユニット(MCU/インフォテインメントシステム)の通常動作:地図、車両表示のレンダリング、オートパイロット画面のレンダリング、カメラ表示、音楽、ブラウザ、YouTubeなどの動画アプリ、ビデオゲーム、その他タッチスクリーン機能などを動かす役割を担っています。テスラモデル3とモデルYに搭載されているAMD Ryzenプロセッサを搭載した最新バージョンは、テスラコミュニティではMCU3とも呼ばれています。

ノルウェー出身のテスラインフルエンサー、ビョルン・ナイランド氏は、Intel Atom GPUを搭載した2019年モデルの旧車とAMD Ryzen APUを搭載した2022年モデルの新車の2台のテスラモデル3を実際に比較して紹介しています。

ナビゲーションマップ

彼はまず、旧型モデル3でナビゲーションマップの性能をテストしました。ユーザーが拡大・縮小した際にスムーズに動作しますが、同じ機能をAMD APUを搭載した新型モデル3でテストしたところ、その性能は格段に向上していました。

動画

しかし、大きなパフォーマンスの違いを感じたのは、ビョルンが新旧両方のモデル3でYouTubeとブラウザをテストしたときです。YouTubeアプリのロード時間は新型モデル3で大幅に改善され、動画もスムーズに再生されましたが、Intel Atomを搭載した旧型モデル3では、アプリのロードが遅く、動画もぎくしゃくしてフレームがスキップされることが分かりました。

ブラウザ

テスラの車載ブラウザは、中央のタッチスクリーンではしばしばパフォーマンスの遅いアプリケーションとなり、そのためテスラ車のオーナーが最も使用しないアプリケーションとなっていました。しかし、新しいAMD Ryzenプロセッサー(MCU3)により、ブラウザは大幅に高速化され、スクロールも滑らかになりました。

ビョルンは、大量の記事が縦スクロールする重いニュースサイトを閲覧し、この新しいAPUによる性能の向上には驚いています。

航続距離

新しいAMD Ryzen GPUは、古いIntel Atom GPUに比べて消費電力が多く、これはコンピュータで直面するのと同じ現象です。この余分な電力消費は、モデル3/Yの航続距離に約13マイル(22km)ほどの影響を及ぼしました。しかしテスラは、ソフトウェアの調整、新型車の熱管理、バッテリー技術の絶え間ない革新によって、この問題を克服しつつあります。

比較動画

この旧型と新型の比較動画は以下の映像をご確認ください。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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