テスラ上海の生産能力は2022年に100万台を突破、BYDのブレード型バッテリーも採用!

TESLA News
Credit:Tesla
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中国EVPostの報道によると、テスラギガファクトリー上海の製造能力は、近い将来、年間100万台以上に増加する見込みです。また、BYDはテスラに年間約10GWhのLFP(リン酸鉄型)ブレードバッテリーを供給する予定であり、これは20万台以上の車に相当する量であると報じています。

テスラ ギガ上海工場の成長

テスラは昨年末、ギガファクトリー上海の大規模な拡張工事を開始しました。

現在、年間45万台の自動車を製造することが可能で、拡張が完了すれば、その数は年間100万台以上に増加する見込みです。関係者によると、拡張された施設は、今年4月に生産を開始する予定です。

テスラは、拡張プロジェクト開始時に、労働時間の増加、従業員数の増加、材料の回転頻度の増加によって生産能力の増加を達成すると述べていました。4,000人の従業員を増員し、上海工場の総従業員数は19,000人になる見込みです。

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https://youtu.be/esa7iC0MOJ8

今月、旧正月初日にテスラは、販売・配送、サービス、研究開発、製造、インフラ、サプライチェーンなど11のカテゴリーで、新たに1523人の新規採用募集を掲載しました。生産ラインの最適化では、プレス工場、ボディ工場、塗装工場、最終組立工場、物流オペレーションセンターの拡張に重点を置く予定です。

BYDブレードバッテリー

テスラ中国がBYD社のブレード型バッテリーを大量に発注したという噂が以前から流れています。最近、中国国内のある関係者がソーシャルメディアに、BYDが3月に型番C112F LFPバッテリーの量産を開始し、この新しいバッテリーを搭載したテスラが第2四半期にギガ上海工場から出荷を開始する予定であると投稿しました。その後、この投稿は削除されましたが、これは情報が不正確だったためではなく、BYDが自ら正式な発表を望んだためと思われます。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01502/032400007/

テスラが本当にギガ上海工場の生産能力を100万台まで拡大した場合、BYDはそのうちの約20%のバッテリーサプライヤーとなる可能性があります。中国で生産される車は、国内販売専用ではなく、アジアや欧州等の他の市場にも出荷されることになります。現在、テスラのギガ上海で生産されているモデル3とモデルYのエントリーグレードには、ギガ上海工場から数ブロック離れた場所にある工場でCATLが製造したLFPバッテリーが使用されています。

テスラは、米国と欧州で生産するモデル3とモデルYの標準仕様とロングレンジ仕様の両方にLFPバッテリーを使用することを示唆しています。更にBYDはすでに、LFPバッテリーを製造する米国の電池工場を持っています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

案外、このBYD製LFPブレードバッテリー仕様のクルマが日本に入ってくるのは早いかもしれません。

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