テスラ、ギガ上海ファクトリーの拡張に200億円超を追加投資!

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テスラは、ギガ上海ファクトリーの拡張プロジェクトに12億人民元(約212億円)を追加投資するようです。このテスラ中国の拡張プロジェクトは、ギガ上海ファクトリーの生産能力を高め、ギガ上海を現在よりもさらに強力な工場にすることが期待されています。

テスラは、12億人民元の投資額のうち8,500万元(約15億円)を環境保護のために投資する予定とのことです。

またこの拡張プロジェクトは2021年12月に開始し、2022年4月までに完了する予定です。

テスラは公開された環境影響評価レポートの中で、ギガ上海ファクトリーの拡張に伴うカーボンフットプリントと炭素排出量の会計処理を完了したと述べています。また、中国ニュースネットワークの報道によると、このプロジェクトは主にギガ上海の「フェーズ1」「フェーズ2」と「フェーズB」の生産エリアに焦点を当て、既存モデルの生産能力を向上させる目的としています。

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テスラは、上海ギガファクトリー内にあるプレス工場、ボディ工場、塗装工場、最終組立工場、輸送センターの拡張と最適化を計画しています。また、環境影響評価レポートでは、拡張後に新たな生産設備を導入しないことにも言及しています。その代わりに、テスラ中国は既存の生産設備を利用する予定としています。

また、テスラ中国は、従業員数、労働時間、材料の入れ替え頻度の増加も計画しています。

この拡張プロジェクトによって4,000人の従業員を新たに雇用し、総従業員数を19,000人にすると見積もっています。

なお、2021年第3四半期のギガ上海ファクトリーの生産台数は、モデルYを1日あたり1,600台以上、モデル3を1日あたり2,000台以上製造できる能力があると報告されています。

テスラ中国が四半期ごとに生産台数の向上を目指していることはよく知られています。

また先週末、ギガ上海ファクトリーの駐車場は車でいっぱいになったようで、拡張が必要であることを示唆していました。

現在、テスラの主な輸出拠点として、アジア・欧州向けの生産を担当しているのがこのギガ上海ファクトリーです。欧州向けの生産は、ギガベルリンの操業開始後にベルリン工場へ引き継ぐ可能性が高いと考えられます。

しかし、これまでの経緯と生産能力の急速な拡大を考えれば、ギガ上海ファクトリーは今後もテスラの生産計画の非常に重要な拠点となるでしょう。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

ギガ上海の立ち上がりの驚異的なスピードを考えると、この拡張プロジェクトも猛烈な早さで完了するのでしょう。

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