トヨタはBEVへの移行が最も遅れている既存大手自動車メーカーです。BYDは、先月日本のEV輸入の20%以上を占め、圧倒的な勢いで海外進出と拡大を続けています。昨年発売されたばかりのBYDは、日本が自動車業界の電気自動車シフトに遅れをとっている中、すでにその存在感を示しています。
日本のEV輸入の5分の1を占めるBYD
日本自動車輸入組合(JAIA)が水曜日に発表した新しいデータによると、日本のEV総輸入台数は1,186台に達しました。この数字は昨年から11%増加しています。この輸入された1,186台の電気自動車のうち、BYDは217台を占めます。BYDは昨年、日本でEVを発売したばかりで、さらに重要なのは、日本ではBYDはほとんど知られていないということです。
BYDは昨年1月、手頃な価格の電気SUV「Atto 3」(中国では元プラス)を発売し、日本の自動車市場に正式に参入しました。さらにBYDは9月にも低価格EV、ドルフィン電気ハッチを発売。価格は363万円(2万4500ドル)からとなっています。
70kWhのバッテリーを搭載したドルフィンEVの航続可能距離は最大400kmとなっています。航続距離延長バージョン(150 kWhバッテリー)は、航続距離476 kmで、価格は400万円からとなっています。
今春、電気セダン「シール」を発売予定
BYDは、先月すでに日本の自動車販売台数の1%以上を占めています。トヨタ、ホンダ、三菱、日産、マツダといった国内自動車メーカーが市場に遅れをとっている中での成長です。
トヨタが昨年販売した1,120万台以上の車のうち、オール電化車いわゆるBEVはわずか10万4,000台で全体の1%未満という状況です。一方、テスラのモデルYは、業界がEVにシフトする中、昨年世界で最も売れた車のタイトルでRAV4とカローラを上回りました。
日本は自動車の輸入ではあまり知られていません。トヨタや日産のような国内自動車メーカーがこの地域の自動車販売台数を独占しているからです。昨年上半期、輸入車は日本の総市場のわずか5%でした。輸入車の販売台数が増加したのは2年ぶりのことです。
輸入車のほとんどは、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディなどの高級ブランドでした。BYDの存在感が高まっていることは、(まだ比較的小さいとはいえ)意味のあることです。BYDが輸出を拡大するにつれ、BYDは今後日本で注目されるブランドになるでしょう。
EVの輸入が増え続ける中、日本では電気自動車に対する消極的な姿勢が目立ち始めています。BYDをはじめとするEVブランドは、テスラも含めて最新の技術と効率性を求める顧客のニーズに応えようとしています。
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