数千人のテスラ(NASDAQ:TSLA)個人投資家が、先週デラウェア州判事によって取り消されたイーロン・マスクCEOとの2018年報酬プランへの支持を表明するために団結しました。わずか9株のテスラ株を持つスラッシュメタルのドラマーが始めたこの法的提訴を終結させた判事の決定は、両極端な反応に対峙することになります。
ソーシャルメディア上の共同作業
テスラ投資家の目的は単純です。彼らは、すでに目標が達成されたマスク氏の2018年報酬プランへの支持票を確認したかったのです。また、テスラの取締役会に対し、マスク氏がテスラの議決権株式が25%に戻る可能性のある新たな報酬プランを設計するよう要求しました。同グループはまた、テスラの設立場所をデラウェアからテキサス州に移すというアイデアへの支持も表明しています。
アレクサンドラ・メルツ氏(@TeslaBoomerMama)やエイミー・ステフェンス氏(@_sftahoe)などのアカウントを中心としたソーシャルメディア上の共同作業として始まったこの取り組みは、わずか4日間で23,337,127株相当のテスラ株主5,821人がテスラ取締役会宛ての書簡に署名するまでに膨れ上がりました。テスラ投資家の累積株式数は、月曜日の日中時点で時価総額40億ドル以上に相当し、相当な影響があると考えられます。
テスラ取締役会宛の株主書簡
- テスラの設立をデラウェア州から、すでにテスラが本社を置くテキサス州に変更することを明確に支持します。テスラがデラウェア州で法人化されたままであることは、株主投票が取り消される場合、容認できません。
- 取締役会には、テスラの2018年CEO報酬プランの継続を支持する株主投票の選択肢を検討していただきたいと思います。テスラの株主は、自分たちの投票権が剥奪されることを望んでいません。テスラの株主は、テスラ取締役会を選出し、取締役会メンバーとイーロン・マスク氏との関係を認識していました。株主が彼らを選択したのです。最近のマコーミック判事による2018年のCEO報酬プランの取り消しは、アメリカ企業のすべての株主にとって危険な前例です。
- 取締役会が2018年プランに沿った新しいCEO報酬プランを設計することを望みます。新しいプランでは、テスラが野心的な業績および時価総額のマイルストーンを達成する必要があります。
- 業績のマイルストーンには、テスラFSDがレベル5の自動運転に到達すること、テスラ・エナジーが年間kWh目標を達成すること、次世代EVプラットフォームが量産体制に入ること、オプティマスが量産体制に入ることなどが考えられます。時価総額のマイルストーンは、テスラの全体的な価値が5,000億ドルまたは1兆ドル増加するごとに反映させることができ、また、サウジアラムコとアップルの合計価値を上回るマイルストーンもあります。
- 新プランは、最終的にマスク氏に議決権株式の25%以上を付与する形でマスク氏に株式を付与します。テスラが超議決権株式を認める国に法人化する場合、私たちはこれを支持します。
このフォームに記入する株主は、その氏名と詳細がテスラの取締役会に開示され、公開される可能性があることに同意するものとします。
テスラ投資家の取り組みで何が注目されるかというと、さまざまな分野の株主が含まれていることです。同グループの書簡によると、5,821人のテスラ株主は、テスラ株を1株から数千株まで保有する投資家で構成されています。また、2010年からこのEVメーカーに勤めている投資家から、先月株を購入したばかりの投資家まで含まれています。全体として、個人投資家の努力は非常に賞賛に値するものであり、テスラが今日まで株主の間で熱心な支持を得ていることを示しています。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
▼▼テスラ 紹介コード は以下から▼▼
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。