テスラ・サイバートラックは、テスラ中国ツアーに続き、今春ドイツで展示される可能性があるようです。
欧州最大の配送センター
テスラは先週、サイバートラックの中国ツアーを開始しましたが、Xユーザーのアンドレ・フィンク氏は日曜日に、このユニークな電気自動車(EV)が欧州最大の配送センターであるシュトゥットガルト・ホルツガーリンゲンに来る予定である、と述べました。フィンク氏によると、サイバートラックはこの春にホルツガーリンゲンの拠点に展示される予定で、詳細な登場時期は不明とのことです。
テスラが現在、中国のいくつかの都市でサイバートラックを展示していることを考えると、サイバートラックの展示がドイツで、そしておそらく欧州で行われてもそれほど驚くことではありません。イーロン・マスクCEOは先月、サイバートラックを中国で公道走行可能にするのは「非常に難しい」と述べており、具体的な理由は述べていませんが、欧州で購入可能になるかどうかについても同様の件が指摘されています。
欧州では規制に合わない
テスラは当初、欧州全域と中国でサイバートラックの受注を開始しましたが、2022年5月にこれらの地域での受注を停止しました。両地域の規制は異なりますが、サイバートラックの全体的なサイズと「嵩高さ」は、それぞれの地域で一般的に歩行者安全基準に抵触すると考えられています。
さらに、テスラ・ビークル・エンジニアリング担当副社長のラース・モラヴィー氏は数カ月前、サイバートラックのステンレスの出っ張りが欧州連合(EU)の規制の許容範囲を超えているため、欧州での販売に支障があると言及していました。
「1つは、アメリカのトラック市場は巨大であること、2つ目は、ヨーロッパの規制では、外部突起の半径は3.2mm以内であることです。残念ながら、1.4mmのステンレス鋼板で3.2mmの半径を作るのは不可能です。」
それでも、ドイツで展示されるサイバートラックは、うまくいけば欧州全域で展示されるかもしれません。米国のショールームで展示が始まって以来、サイバートラックは多くの観衆を集めており、テスラはこのような展示ツアーを利用して、車両そのものや、48ボルト・アーキテクチャ、「イーサループ」配線システムなど、他の車両にはないハイテク機能を売り込むことができるからです。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。