最近のテスラは寒冷状態でスーパーチャージャー時に蒸気が発生することがありますが、それは正常

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https://twitter.com/davidciccone
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ヒートポンプを搭載したテスラをスーパーチャージャー(急速充電)していたあるオーナーは、蒸気が発生しているのを煙と勘違いして消防署に緊急通報してしまいました。

ヒートポンプの動作

テスラの新型車にはヒートポンプが標準装備されており、冬が厳しい地域に住むユーザーにとっては色々な意味で大きなメリットです。特にヒートポンプは寒冷地では大きな違いをもたらし、この機能がないEVに比べて効率と航続距離を大幅に向上さることができます。

しかし、テスラのオーナーの中にはヒートポンプの仕組みに疎い人もいるようで、そのうちの1人はバッテリー暖房中に空調システムから発生する蒸気が火災を示す煙と勘違いし、消防署に緊急通報してしまったようです。

クリスマスから2日後の12月27日、テスラのオーナーであるデイヴィッド・チッコーネ氏が、テスラの急速充電ネットワーク、スーパーチャージャー・ステーションで煙に巻かれました。Xへの投稿の中で、彼は自分の車が「不意に煙を出し始めた」と主張しましたが、その煙の原因についての詳細は述べていません。

「車を降りて、スーパーチャージャーからプラグを抜きました。911に電話し、警察と消防が出動しました。」

慌てず「煙」と「蒸気」を見分ける

https://youtu.be/PzrfcCqPOcY

幸い、駆けつけた救急隊員が彼の車から「煙」ではなく「蒸気」が発生していることを発見。テスラのオーナーマニュアルによれば、それはまったく正常なことです。

テスラオーナーズマニュアルから抜粋
「ヒートポンプを搭載した車両では、特定の条件下でサーマルシステムから蒸気が発生することがあります(ヒートポンプを搭載しているかどうかを確認するには、「コントロール」>「ソフトウェア」>「追加車両情報」をタッチしてください)。例えば、気温の低いスーパーチャージャーで充電中に、車両の前面から無臭の蒸気が発生することがあります。これは正常な現象であり、心配する必要はありません。」

チッコーネ氏が911に電話したときは、このことに気づいていなかったようで、後に彼はスペースへの投稿で、自分の車からは煙ではなく蒸気が発生していたことを認めました。救急隊員の時間を無駄にすることはあまり良いことではありませんが、スーパーチャージャー中にテスラから煙のようなものが出ているのを見たとき、このことに気づかずパニックになりがちであることは、オーナーの弁護のために言わなければなりません。

結局のところ、これはヒートポンプを搭載しているすべてのテスラオーナーにとって有益な情報です。寒冷地では車から蒸気が発生することがありますが、それはカイル・コナー氏による以下のビデオで実証されているように、まったく普通のことです。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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