テスラ、オプションフル装備のサイバートラック「ファウンデーション・シリーズ」を12万ドルで販売開始

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テスラは、オプションをフル装備したサイバートラック「ファウンデーション・シリーズ」を米国の顧客に12万ドルで提供開始しました。

フル装備のファウンデーション・シリーズ

先週の納車イベントで、テスラは最初の10台のサイバートラックを顧客に引き渡しました。この際、テスラは「テスラセミ」の時と同じようなことをするのではないか、つまり昨年と同じことをして、年末の納車イベントで数台のテスラ・セミ・トラックを納車し、その後数カ月は全く納車しないのではないかという懸念がありました。

幸いなことにそのようなことは無く、テスラはすでにサイバートラックの予約者に続々と連絡を取り、予約を実際の注文に変えてもらっているとのことです。さらに、テスラはサイバートラックの新しい「ファウンデーション・シリーズ」バージョンを販売するようです。

テスラは、サイバートラックの新バージョンについて次のように述べています。

「早期予約のお客様には、限定レーザーエッチングバッジ、プレミアムアクセサリー、パワーシェア家庭用バックアップハードウェア付き充電装置、全地形対応タイヤ、完全自動運転FSD機能などを含むフルオプションのファウンデーションシリーズ・サイバートラックをご注文いただけます。」

「フル装備のオプション」という事からすると、サイバートラックの「ファウンデーションシリーズ」は、「サイバビースト」トライモーターバージョンのようですが、価格が12万ドルと記載されていることから、完全自動運転FSDやテスラが言及したすべてのアクセサリーが実際に装備されていると考慮すると、個別に購入するよりは割安になりそうです。

テスラは顧客へのEメールで、カリフォルニア州とテキサス州ですでに納車を開始していることを認めました。2024年にはさらに多くの州に拡大する予定との事です。

FSDに関する問題解消?

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Credit:Tesla

これは完全自動運転ソフトウェアFSDの価格に対する懸念をサイバートラックの予約で解消する戦略かもしれません。2019年にサイバートラックが発表され、テスラが予約受付を開始した直後、テスラは予約時にFSDパッケージの価格をロックする予約と解釈できる文言を用意していました。

テスラは、このサイバートラック・ファウンデーション・シリーズの価格にすべてのオプションをパッケージして提供することで、この問題を回避している可能性があります。

正直なところ、もし本当にサイバートラックが早めに手に入るのなら、今回の提案は悪い取引には見えません。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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