テスラのサイバートラックのクローズアップ動画を公開、今回の仕上がりはほぼ完璧

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https://youtu.be/6Es44bgnUlI
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テスラは、ニューヨークで開催された年次バロン会議でサイバートラックを実物展示しました。

予想外に仕上がりが良い

生産間近のテスラサイバートラックのプロトタイプとリリース候補のスパイビデオやクローズアップスナップショットの数々を分析した後、そのビルド品質がひどいことはこれまで色々なところで明らかになりました。

後期のプロトタイプでさえ、パネルの隙間が目立ち、フェンダーフレアがフィットしておらず、あちこちにずれた要素がありました。しかし、テスラは2023年11月10日(金)、ニューヨークで開催された年次バロン会議において、生産準備が整ったと思われるサイバートラックを披露しました。そしてその車体の仕上がりは、非常に良く見えました。

マンハッタンのアッパー・ウエストサイドにあるリンカーン・センターにサイバートラックは現れました。なぜその場所にかというと、億万長者の投資家であるロン・バロン氏が、48億ドル相当(2023年9月現在)のテスラ株を約1,750万株所有しているからです。

今回X(旧ツイッター)の反応を見る限り、披露されたモデルのクオリティはファンや参加者の意表を突いた非常に良い品質のものだったようです。

「今日ニューヨークでサイバートラック周りを4分間、詳細に見て回りました。このビルドは完璧です。」

先週、私たちは南カリフォルニアのマットブラックのラッピングが施された後期プロトタイプ車体で観察された数々の欠陥を報告したばかりです。そのサイバートラックのパネルの隙間は指が通るほど大きくズレて、Aピラーがノーズに接する部分の継ぎ目には目に見えるパネルの重なりがあり、フェンダー・フレアの位置はズレ、リア・ライト・バーの一部には凹凸がありました。数々の仕上がりの不具合があり、これらの欠陥のほとんどは、今回ニューヨークで展示されたバージョンにはありませんでした。

10ミクロン以下の精度で設計・製造

最近の写真をよく見ると、DRL(デイタイムランニングライト)の下のパネルがサイドに合体している部分に隙間があります。しかし、これはどちらかというと些細なディテールであり、おそらく私たちが以前に見たような不具合のような大きな問題ではないでしょう。

イーロン・マスクCEOは今年初め、パネル・ギャップに問題のある生産候補車を運転した後、従業員への電子メールで品質目標を述べました。リークされたEメールによると、マスク氏は以下のように指示を出しています。

「サイバートラックの性質上、ほとんどが直線的なエッジを持つ明るい金属でできているため、寸法のばらつきは非常に目立ちます。この車両のすべての部品は、社内であろうとサプライヤーからであろうと、10ミクロン以下の精度で設計され、製造される必要があるのです。」

では、最近目撃されたのは、10ミクロン以下の精度に近づいている兆候なのでしょうか?おそらくそうではないでしょう。しかし、テスラが完璧に近いところまで品質を向上させ、ステンレス鋼のボディパネルと複雑な製造技術でEVを組み立てることから生じる課題に取り組むことができることを示しています。

テスラブランドが生産する予定の何十万台ものサイバートラックは、ニューヨークで展示されたモデルのようにシャープに見えるのでしょうか?それは時間が経ってみなければわかりません。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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