テスラは、テキサス州オースティンにあるギガファクトリー・テキサスの屋根に、巨大なソーラーパネルを順次設置しています。
すべて完了すると30メガワットに
オースティン・モニターの報道によると、今週行われたトラビス郡委員会の会合で、テスラの工場エンジニアリング担当シニアマネージャーであるローガン・グラント氏は、ソーラーシステムのフェーズ1が完了したことを郡職員に告げました。グラント氏によると、完成すれば、このシステムは約30MW(メガワット)の電力出力を持つ世界最大の太陽光発電設備になるとのことです。
「第1段階を終えたので、およそ10メガワットの電力を発電できます。すべて完了すると30メガワットになり、屋上太陽光発電としては世界最大になると思います。」
グラント氏らテスラ関係者によると、屋上には1000万平方フィート(約92万9千平方メートル)の工場全体でおよそ7万枚の屋上ソーラーパネルが設置される予定です。同社はギガ・テキサスの屋根に濃い色のソーラーパネルで「テスラ」の文字の輪郭を描いており、プロジェクトがまだ完成していないにもかかわらず、その文字はすでに形になり始めています。
宇宙から撮影された衛星写真には、このテスラの巨大ソーラールーフ・プロジェクトが写っています。
ギガ・テキサスは今後拡張予定
今週初めに撮影されたジョー・テグトマイヤー氏のビデオの後半で、ギガ・テキサスにおけるテスラのソーラールーフ設置プロジェクトの映像をいくつか見ることができます。
テスラは現在、ギガ・テキサスでSUVモデルYを生産しているほか、近日発売予定のサイバートラックも生産しています。
テスラは今後ギガ・テキサスの生産施設を拡張し、電気自動車(EV)バッテリーの生産とカソード製造も行う予定です。
「米国初の大規模なバッテリー製造がここで行われ、米国初の正極製造(バッテリーの中で最も高価な部分)がギガ・テキサスで行われています。」
テスラは現在、同施設の4680バッテリーセル設備のフェーズ2に取り組んでおり、2024年後半までにさらに4つの生産ラインを追加する予定です。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
▼▼テスラ 紹介コード は以下から▼▼
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。