テスラ、単なるカラーチェンジでない7つの新色とクリアPPFとラッピングサービスを北米で開始

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テスラはこれまで目撃されたいくつかのサイバートラックに独創的なラッピングを施しています。7月、私たちはテスラがラッピング事業への参入を検討しているのではないかと推測しました。その答えが出ました。テスラはモデル3およびモデルYのプレミアムカラー・ラッピングサービスを発表しました。

単なるカラーチェンジではない

サイバートラックの初めての納車を見る前に、モデル3/Yから始まりました。これはテスラが自社だけで販売する限定サービスです。このラッピングは、個性的なスタイルを演出し、傷や汚れなどからの保護を提供します。自己修復性のあるウレタンベースのフィルム(PPF)は、欠けや傷、さらには恐ろしい塗装の剥がれなどの潜在的なダメージから車両に元からある塗装を保護します。

今回のラッピングサービスでは鮮やかな7色の専用カラーを選択することができます。より繊細な色に興味のある方は、サテン・ステルス・ブラックまたはスリップ・グレーを選ぶことができます(価格は7,500ドル)。しかし、より鮮やかに主張したい方には、グレイシャーブルー、サテンローズゴールド、フォレストグリーン、サテンセラミックホワイト、クリムゾンレッドを8,000ドルで用意しています。これらのラップは割高ですが、通常のラップよりも高い保護性能を備えています。

クリアPPFラップ

さらに、保護効果を享受しながら元の車の色を維持したい人のために、モデル3/Yクリアラップオプションが5,000ドルで利用可能です。施工は現在、米国カリフォルニア州ウェストコビナとカールスバッドにある2つの主要テスラサービスセンターで管理されています。現在、これらのラッピングの対象車種は2023年式モデルのモデル3およびYに限定されています。

モデル3およびモデルYを超えて

カモフラージュデザインから驚きのフォードF-150モックアップまで、ユニークなラッピングを施したサイバートラックの目撃情報はこれまでいくつかありました。サイバートラックのシングルトーンのステンレススチールデザインを考えると、このようなラッピングのカスタマイズは、オーナーが道路上で自分の車を差別化することができる非常に良いオプションになります。

イーロン・マスク氏は以前の発言で、サイバートラックのオーナーが「どんな色や模様でも」ラッピングできる可能性を示唆していました。モデル3およびモデルYのラッピングサービスの導入は、その第一歩に過ぎないのでしょうか?サイバートラックのユニークなデザインを、私たちは以前、真っ白なキャンバスに例えたことがあります。

テスラ中国でのラッピングサービスとの類似性

テスラの米国での動きは、中国での取り組みを反映したものです。テスラ中国はラッピングサービスを提供し、車両の外観を若返らせ、限られた塗装オプションにバリエーションを追加しています。

この戦略的な動きは、テスラの車両カラースキームの単調さに関する批判に対処するサービスになります。生産効率の向上だけでなく、ラッピングを導入することで、テスラのオーナーにオーダーメイドの車両体験を提供し、個々のセンスをアピールすることができます。サイバートラックの発売を控え、カスタマイズ可能なラッピングを取り入れることは、EVパーソナライゼーションの再定義を意味するかもしれません。

テスラがモデル3およびモデルYの車両ラッピングに着手したことは、より広範なカスタマイズを提供するための序章となる可能性があります。テスラは米国カリフォルニア州で生まれ育ったため、同州でラッピング事業を取り入れることで、サイバートラックが登場する前であっても、顧客のニーズを事前にを把握することができることになります。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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