テスラは、中国から欧州に向けて9月1日から発売した新型のモデル3ハイランドを大量に出荷する準備を進めています。これは、先週正式に発表されたモデル3の新デザインの最初の大量の輸出ということになります。
欧州向けでカナダは含まれず
この大量の輸出の様子はドローンパイロットの吳和（ウーファ）によって撮影され、ギガ上海工場の駐車場に何百台ものテスラモデル3ハイランドが並んでいる様子が映し出されています。撮影されたビデオには、青、白、赤を含む少なくとも4色が映っており、いずれも欧州市場向けであることを示す横長の登録タグが付いています。
2020年初頭からモデル3の生産を開始したギガ上海はテスラにとって非常に重要な生産拠点となっています。テスラはモデル3およびモデルYを中国から欧州やカナダを含む世界各地に出荷しています。しかし今回、カナダは新型モデル3の初回発売には含まれておらず、北米にこのハイランド版モデル3が現れるのは2024年初頭と予想されています。
数々のアップグレード
テスラは先週の9月1日、リフレッシュされたモデル3を公開しました。今のところハイランド版モデル3は中国ギガ上海でのみ生産されています。この新型モデル3のおかげで、ギガ上海は今週累計生産台数が200万台達成しました。
しかし、テスラ社のアメリカの工場がアップグレードを経て新型モデル3を生産するようになるのは、そう先のことではないかもしれません。
モデル3ハイランドには、外観的なものから機能的なものまで、数多くの変更が含まれています。後席乗員用のセカンドディスプレイ、ブラインドスポットインジケーター、新デザインのホイールなど数々のアップグレードが追加されました。テスラはまた、新しいヘッドライトとテールライトを採用し、エクステリアをよりモダンにリフレッシュしています。今回のドローン映像は以下のYouTubeご覧ください。
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