テスラは、高級車メーカーの顧客満足度でレクサスに並びトップに立ちました。
レクサスに並ぶ
米国顧客満足度指数(American Customer Satisfaction Index:ACSI)は、商品やサービスの経済的なアウトプットの質を示す全国的な指標であり、消費者が他の人の体験に基づいて意思決定を行う際に役立ちます。この指数はミシガン大学で開発され、米国の大手企業400社以上の顧客満足度を追跡するのに役立っています。
ACSIが発表した2023年のアメリカ自動車業界に関する調査では、テスラが高級自動車メーカーの中でレクサスに並びトップに立ったことが明らかになりました。
昨年のレクサスのスコアは100点満点中84点でしたが今年は1点下がって83点、一方、テスラは79点から83点に改善し、レクサスに並んで首位になりました。今回のACSIレポートによると、高級車を購入する若年層にとってテクノロジーは大きな要素であり、このカテゴリーに当てはまる車を購入する若年層が増えているとのことです。
「このような若い購買層にとって、テクノロジーは原動力となっています。この分野では、高級車は宣伝文句に応えており、83対78のスコアで大衆車を上回っています。」

特に若年層の評価が向上
若年層の自動車購入者は、大衆車購入者よりも高級車購入に満足しています。若年層とは26歳から41歳を指し、高級車全体に対する満足度は大衆車購入者よりも5ポイント高く、77点に対し82点となっています。
また、自動車業界全体でも顧客満足度は前回から3%改善し79点となっています。
ミシガン州立大学マーケティング准教授でACSI名誉研究部長のフォレスト・モージソン氏は、次のように述べています。
「自動車業界全体に対する満足度は、パンデミック前の水準まで完全に回復しており、米国での金利上昇にもかかわらず消費者の需要は旺盛です。パンデミックの世界的大流行時に生産が滞っていたサプライチェーンの混乱も解消されつつあり、より多くの自動車が在庫を取り戻しています。そして走行性能、安全性、信頼性、燃費、保証など、ドライバー体験のほぼすべての側面が向上しました。また、販売価格の上昇にもかかわらず、受け止められ方も改善されています。これらの要因は、2023年後半の自動車メーカーとその販売にとって良い兆しです。」
テスラは、今年初めにエクスペリアン社から表彰されるなど、他のメディアからも高級車の王者の称号を得ています。
この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。
テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。