テスラ、2022年の米国高級車販売台数でBMWを大幅に上回りダントツ1位に

TESLA News
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2022年累計の米国での新車登録台数は、BMWの33万台、メルセデスの27万台に対し、テスラは48万5千台近くとなりました。

テスラは、2022年全体の自動車販売台数で、米国の高級自動車メーカーすべてに勝っただけでなく、とんでもない大差で勝ったのです。かつての王者はBMWで、その販売台数は前年比5%以上減少したのですが、テスラの販売台数はなん前年比で40%以上も増加したのです。

米国で自動車を販売するすべての高級ブランドを対象に、パワートレインで車種を分けずに見てみると、2022年の首位は明らかにテスラという結果です。テスラはEVしか生産しておらず、更にわずか4つのモデルしか販売していないにもかかわらず、すべての高級車のライバルメーカーを圧倒したのです。

オートモーティブニュースの報道によると、テスラの2022年の米国における新車登録台数は48万4351台という素晴らしい結果でした。 エクスペリアンがまとめたデータによると、この数字は2021年のそれと比べて41%増加していることが確認されています。

一方、BMWの同年の新車登録台数は32万7929台で、前年比5.3%減となりました。メルセデス・ベンツの2022年の販売台数は、2021年と比較してほぼ横ばいで、昨年の新規登録台数は26万9511台となっています。

テスラとイーロン・マスクCEOは、ライバルのEVを一番の競争相手とは考えておらず、むしろガスエンジン車を本当の競争相手として見ています。これは、EVへの移行をリードするのがテスラの本来の使命として位置づけているからです。

テスラのモデルは、電気自動車として比べた時に、競合メーカーを完全に凌駕しているのですが、この米国企業のラインナップ全体が、主に内燃機関自動車を生産するドイツの人気高級ブランドを上回っていることこそが、間違いなくもっと大きなニュースなのです。

以前は、テスラの特定のモデルが最終的にガスエンジン車のライバルを打ち負かしたということはあったのですが、今ではテスラの非常に少ないラインナップが、成功している既存の自動車メーカーのはるかに多数のラインナップと比較して、圧倒的な強さを見せているのです。とはいえ、テスラのモデル3およびモデルYは、2022年のテスラの販売台数の大部分を占めています。

高級ブランド全体の登録台数は、年間で前年比3.5%減の200万台強となりました。しかし、テスラの前年比増の販売台数がこの数字を維持することに大きく貢献しました。2022年の高級車登録台数からテスラを除くと、他のブランド全体で合計すると11%減となっています。

EVの販売台数で言えば、2022年のBMWの登録台数はわずか1万4000台、メルセデスは1万1500台と、いずれも前年比では増加しています。しかしながらテスラはEVしか販売していないので、その合計である約48万5千台とこれらの数字を比較すると、その圧倒的な強さがよくわかります。

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