目標株価は300ドル、テスラの今後の新しい取り組みが「ベスト・アイデア」リストにランクイン

テスラ (NASDAQ: TSLA) の年内に予定されている様々な新しい取り組みにより、2023年が最終四半期に向かう中、ベアード証券が最良の投資先であると考える銘柄で構成される、「ベスト・アイデア」リストにランクインしました。

ベアード証券のアナリスト、ベン・カロ氏は、テスラを今年さらに上昇させる可能性のある数多くの新しい取り組みを理由にこのリストに加えました。

テスラの株価は今年すでに94％以上上昇し、2022年の下落から見事に回復しました。製造の遅延やサプライチェーンの問題は、過去3年間にほぼすべての自動車メーカーに混乱をもたらしました。

テスラは、今年第3四半期が終了するときまでに破滅的なことが起こらない限り、今年を100％以上の上昇に近い形で終えることができます。

テスラの株価が2023年に記念碑的な上昇を続けるのに役立つ新しい取り組みについて、カッラ氏はいくつか挙げています。

「テスラ株にとって今後予定されている新しい取り組みとしては、サイバートラックの発売、完全自動運転（テスラの市街地走行のための先進運転支援システム群）]の普及、エネルギー事業の継続的成長、新市場への拡大、人工知能イベントAIデーでの可能性などが挙げられます。」

テスラのサイバートラックは間もなくの納車に近づいています。今朝、多くのサイバートラックが製造拠点であるギガファクトリー・テキサスを出発し、おそらく先週ピックアップの一団が到着したテスラのカリフォルニア州フリーモント工場に向かいました。

またイーロン・マスク最高経営責任者（CEO）は、テスラの完全自動運転FSDは「今年中に」解決されると何年も前から言っており、2023年末までに実現するかどうかは懐疑的ですが、テスラのFSDはこれまで以上に強固なものになっているのも事実です。

ベアード証券は株価を「アウトパフォーム」、目標株価を300ドルとしています。テスラ株はこれを受けて、7%近く上昇しています。

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