2023年第2四半期決算説明会で、サイバートラックに新バージョンの4680バッテリーが搭載されることがわかりました。この新しいバッテリーは、エネルギー密度が約10%高いものです。しかし、テスラはこの件についての詳細を発表せず、エネルギー密度の向上がサイバートラックの性能にどのように反映されるかについても言及しませんでした。
設計とプロセスの最適化で実現
テスラのパワートレイン・エネルギー・エンジニアリング担当上級副社長、ドリュー・バグリーノ氏はこのように語っています。
「ここテキサスでは、現在生産されているものよりもエネルギー密度が10%高いサイバートラック用バッテリーセルを準備しています。これはプロセスと機械設計の最適化によって実現したものです。」
詳細は不明
4680バッテリーは現在、ギガファクトリー・テキサスで製造されているモデルYに搭載されていますが、この新しいエネルギー密度のパックがモデルYに搭載されるかどうかは明らかにされていません。
また、この新しいバッテリーパックがサイバートラックの航続距離を伸ばすことになるのか、バッテリーパックが単に小さくなるだけなのかもわかりません。最終的な価格やパワートレインの仕様など、サイバートラックには未知の部分がたくさんありますが、年内の納車が予定されているため、すぐに詳細が判明するはずです。
テスラは今週、サイバートラックに関するいくつかの新しい詳細を明らかにしました。
さらに、同社はセルの売上原価(COGS)を25%削減していることも公表しました。この価格引き下げは、原材料コストの低下によるものです。そして、テスラが世界中で実施している積極的な値下げをどのように行っているかを説明できる理由です。
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