テスラの値下げ戦略が影響した今年第2四半期の販売台数について、7月2日の日曜日に、同社はこの期間における電気自動車の納車台数に関するデータを発表し、466,140台と、平均して450,000台をやや下回ると予想していたアナリストの予想を大きく上回りました。また、テスラの生産台数も、2023年第2四半期に479,700台というこれまでの新記録を達成しました。
第2四半期のテスラ納車台数は前四半期比10%増
テスラの466,140台の納車台数は、前四半期の史上最高記録を約10%上回りました。その内訳は、モデル3とモデルYが44万6,915台、モデルSとモデルXが1万9,225台となっています。モデルS/Xのプレミアムセグメントについては、2023年第2四半期の生産台数が19,489台と第1四半期の19,437台とほぼ一致したのに対し、モデル3とモデルYについては第1四半期が421,371台に対して460,211台と再び大幅に増加に転じました。
テスラは2023年第1四半期も四半期として最高納車台数を達成していました。今回の新しいデータによると、2023年第1四半期の440,808台と比較して、第2四半期の生産台数は9%弱増加し、納車台数の伸びを大きく下回りました。とはいえ、生産台数は3四半期連続で納車台数を10万台以上上回えう結果となりました。2022年通年では、生産と納車台数の差は56,000台弱でした。
テスラが2023年第2四半期に新記録となる台数を報告することは、事前にしっかりと予想されていました。しかし、アナリストの平均予想は全体的に45万台以下というものでした。テスラ社の独自の集計によると、アナリストコンセンサスの平均は44万6823台で、その他のファクトセットやブルームバーグなどの予想コンセンサスは44万5000台から44万9000台の間でした。テスラは現在、今年これまでで889,015台の電気自動車を市場に提供し、この半年間の年間累計生産台数は920,508台という結果でした。
第2四半期決算報告は7月19日に開催
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、6月30日(四半期の最終日)にツイッター上で信用取引で株式を購入しないよう助言していました。今回発表された数字が示sているのは、このマスクCEOの警告は明らかに販売台数の見込みが外れたことに対する隠れた警告ではありませんでした。しかしながら、納車台数が好調でもその要因が大きな値引きにあるとすると、財務面がどうなったかはまだ不明です。第1四半期と同様、テスラは4月にも世界中のほとんどの国で価格を引き下げ、四半期の終了間際には迅速な購入、納車の顧客に対して割引やボーナスを積極的に提供していました。
テスラのプレスリリースによると、2023年第2四半期の決算説明会は7月19日に実施される予定とのことです。
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