予約150万台超とも言われるテスラのサイバートラックの販売計画は、予想を超える年間37万5千台

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テスラが、サイバートラック関係のサプライヤーに送った情報によると、年間375,000台のサイバートラックを生産し、8月下旬までに初めての納車用車両を用意する予定とのことです。

デリバリーイベントは「第3四半期の終わり頃」

サイバートラックは、今年発売される電気自動車のプログラムの中で最も期待されているものであることは間違いありません。これまでおよそ約150万台以上の予約があると言われているので、最初のデリバリーがいつ行われ、どの程度の台数になるのかを把握するために、このサイバートラックに関する情報に注意を払ってきました。

テスラの最新の公式コメントでは、販売・納車のタイムラインについて「第3四半期の終わり頃」に新型車ではおなじみのデリバリーイベントが予定されており、これは2023年9月末頃を意味します。

イーロン・マスクCEOも今年の5月16日に開催されたテスラの年次株主総会「サイバーラウンドアップ2023」の場において、テスラ・サイバートラックの生産台数の見積もりを示しました。そのコメントでは、最初に年間約25万台と言いましたが、CEOは「年間25万台から50万台の間になる可能性があると考えている」とも付け加えています。

プロジェクト・エベレスト

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今回、テスラが「プロジェクト・エベレスト」と呼ぶサイバートラックプログラムについて、社内とサプライヤーに送ったコミュニケーションを通じて、より詳細な情報を入手されました。

テスラはサプライヤーに対して、年間375,000台のサイバートラックの基本生産量を満たすよう計画するよう求めています。ベースボリュームとしては、マスク氏がテスラの年次株主総会で公に伝えたものよりも少しアグレッシブな印象ですが、テスラは目標に対して頻繁にこうした数字を調整しています。

今年の初めには、約10万台も少なくなっていました。また、今回の台数は生産ラインが85%の効率で稼働している場合での予定です。そしてサイバートラックの生産スケジュールについても、いくつかの詳細が判明しました。

サプライヤーへの連絡によると、テスラは8月末に最初のサイバートラックのリリース版を用意する予定です。リリース版は生産ラインで作られ、正式な生産開始の前の最後のステップとなります。現在のタイムラインからすると、正式な生産開始は10月上旬に予定されているということです。

これは、テスラの納車イベントが、テスラの直近の車両リリースであったモデルYの発売時のように、従業員とテスラ関係者のみに限定されることを示唆しています。

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