テスラ、日本でも左ハンドルのモデルS/X販売不振?日本で紹介プログラムの内容をアップデート

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Credit:Tesla
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テスラは、今年の2月24日から日本でかつて実施されていた紹介プログラム(リファラル・プログラム)を復活させました。これは、テスラオーナーが他の人にテスラ製品を購入するよう紹介コードを経由してオンライン購入を促し購入が実現すると、紹介者と紹介された方の両方に、テスラ製品と交換可能な「テスラ・クレジット」を付与する販売促進のプログラムです。

このテスラの紹介プログラムは数年前に導入され、紹介リンクを友人や家族に共有することで、スーパーチャージャーの無料提供や新車獲得のチャンスなど、様々な特典をオーナーに提供していましが、一旦2021年の秋に、突然中止したものが日本では今年の2月に復活した状況です。

今回、この紹介プログラムの内容がテスラアプリを通じてアップデートされました。その内容は、モデルS・モデルXを紹介した時にもらえるクレジットが大幅に増加し、オプション提供されているEAP(エンハンスト・オートパイロット)を3ヶ月間だけですが無料で提供する、というものです。

待望のリフレッシュ版モデルS、モデルXは左ハンドルのみ

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Cresit:Tesla

米国では、2021年春から斬新なヨークハンドルを携えて、一般購入できる自動車としては非常に高性能なリフレッシュ版モデルSとモデルXを提供開始していました。ただ、現在もこのフラッグシップセダンのモデルS、ラグジュアリーSUVのモデルXは共に、米国カリフォルニア州フリーモント工場でのみ製造されている関係で、主に北米に供給が偏っている状況でした。

先日、ようやく左ハンドル市場である中国や韓国でこのリフレッシュ版モデルS/Xが市場投入され、近々にでも日本市場へも導入されることが期待されていました。

そして先月の5月12日に、待望のリフレッシュ版モデルS/Xは日本にも導入されることが正式にアナウンスされたのですが、その内容が驚きのそして非常に残念な「左ハンドル車のみ」というものでした。加えてテスラからの公式アナウンスとして「右ハンドルを製造する予定は無い」ということまで強調されるという非常に残念な状況となっています。

既に以前から予約していた人に対しては、モデルY/3への変更インセンティブや予約金の全額返還などで対応しているのが現在の状況です。

アップデートされた紹介プログラム

リファラルプログラムの変更に伴いルートボックスも変更
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モデルS/Xのみ特典が増加
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おそらく、リフレッシュ版のモデルS/Xが左ハンドルのみということもあり、日本での販売状況が芳しくないのだと想像できますが、今回モデルS/Xに対してのみ紹介プログラムの内容が強化されています。

※同じ変更が世界中で実施されているようなので「世界中で売れてない」のかと思われます。

内容が強化された一つ目として、購入時にもらえるクレジットが3500から20000へ大幅に増額されたことです。

だいたい、交換レートは1クレジットに対して6〜7円なので、12〜14万円分のクレジットということになります。

そして、2つ目がモデルS/Xの購入に至った際は、135,000円値引きされるということです。

更に3つ目のインセンティブとして、3ヶ月の期間限定ですが「エンハンストオートパイロット」のオプションが無料で付いてくるというものです。

日本では、規制が厳しく北米のように自動運転FSDベータ版のような挙動(例えば信号の色を識別して自動で進んだり止まったりすること)ができない関係で、FSDのオプションで可能なことは事実上今回のエンハンストオートパイロットと同じような状況になっています。エンハンストオートパイロットでは、オートパーキング、オートレーンチェンジ、サモン、エンハンスト サモンが実現できる機能となっています。

先日は、オーストラリアやニュージーランドで、このリフレッシュ版モデルS/Xの販売が停止されました。

日本も、あまりにも需要が少ないとそんな事にもなりかねないかもしれませんが、今回のキャンペーンは6月末までの注文に適用されるということですので、ご注文される場合は早めにしたほうが良いように思います。

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