イーロン・マスク氏は、数十億ドル規模の企業を日々運営しているため、多忙なスケジュールをこなしています。私たちの多くは、フルタイムの仕事を1つしかこなせませんが、マスク氏はそれとは大きく異なり、違う切り口で仕事をしているのです。ウォールストリート・ジャーナル』誌とのインタビューで、この複数の企業のCEOを担うマスク氏は、自分の時間をどのように管理しているのかを詳しく説明しました。
会社ごとに1日単位で分けて対応
マスク氏は、テスラ、ツイッター、スペースXなど複数の会社を経営しているのですが、これらの会社は、彼の関与する会社の中で最も活発なため、毎日十分な注意を払う必要があります。一方、人間の脳を電子的にコントロールすることを目的とするニューラリンク社や、渋滞緩和のための地下トンネル交通ネットワーク構築のザ・ボーリング・カンパニー社は、それ自体も画期的な事業である一方で、マスク氏が日々注意を払う必要がないため、負担が少ない事業と言えます。
マスク氏は膨大な仕事量をこなすための戦略を詳しく説明してくれたのですが、それは通常、各事業のニーズを1週間のうち1日単位で分けて考えるという方法のようです。例えば、月曜日はテスラに関すること、火曜日はツイッターの日常的な運営に集中、などの方法です。
一方で、マスク氏が複数の企業を訪問するような日も実際にはあります。インタビュー当日の昨日は「テスラの日」だったのですが、マスク氏は夜の時間帯にツイッターに関することをすることがあるかもしれないと認めていました。
「これらのことは、多少なりとも絡み合っているので、時間管理は非常に難しいのです。」
イーロン・マスク氏の時間管理について
「私は会社を1日単位に分割するようにしているので、今日は テスラの日などです。これは相当奇妙に聞こえるかもしれませんが、私にはパートタイムのアシスタントが1人しかいません。何が優先されるかを他の人が理解することは不可能なので、スケジュール管理はほとんど自分でやっています。」
スケジュール管理はなんと自分自身で
なぜマスク氏は、アシスタントや他の人にスケジュール管理を手伝ってもらわないことを選択するのか、多くの人が疑問に思うかもしれません。彼は、ほとんどの場合、ビジネス的な意味で何が優先されるかを他の人が理解することは不可能だと言っています。ある日、急な用事で「テスラの日」になるかもしれないのです。内容により立場上、マスク氏にしかわからないこともたくさんあります。
そして彼のアシスタントは「パートタイム」だといっていますが、働く時間は「実際にはフルタイム」になることを認めています。
過去、彼の時間管理戦略は多くの起業家によって取り上げられ、非常に成功し効果的であると評価されてきました。マスク氏は、「タイムボクシング」と呼ばれる戦略を使い、大量のタスクを分割してこなすことで、生産性を維持し、特定のことに時間を割きすぎて、他のことがおろそかになってしまうということがないようにしています。
確かに、多くの会社を経営していると、その仕事量やストレスに耐えられなくなる人が多いのが実際です。マスク氏は、世界一の富豪であるにも関わらずこのような状況において、まさに唯一無二の存在なのです。
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