米国人待望の電動ピックアップトラック、テスラ・サイバートラックの大量生産生産が近づく

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Credit:Tesla
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サイバートラックの生産拠点となるギガ・テキサス上空をドローンで撮影した映像から、巨大な鋳造機や鋳造部品が発見されています。

今回のギガプレスは、ボディパネル用

テスラは、待望の全電動ピックアップトラックである「サイバートラック」の市販化に向けて時間を浪費していません。この最新の動きは、現在世界No1のEVメーカー、テスラが総力を挙げて取り組んでいることを証明するものです。

テキサス・オースティンのギガファクトリー愛好家であるジョー・テグトマイヤー氏が自身のツイッターに投稿した写真には、約2ヶ月前にイタリアのIDRA社から出航した9,000トン級ギガプレスの2号機の主要部分と思われるものが写っており、このプレス部品が、テキサス工場のスタンピング2施設に移動する最後の大型プレス部品となっています。

画像にあるように、まもなく組み立てられるこの超大型ダイキャストマシンは、サイバートラックの新しい生産エリアのすぐ外で目撃されました。ここから内部に運ばれ、電動ピックアップトラックのボディパネル用のさまざまな部品をプレスするために有効活用されることになります。

今回の機械は、サイバートラックの内部フレームを鋳造したとされる初代ギガプレスとは、似ているけれども、おそらく同じ機械ではないでしょう。この機械は、他の多くの自動車メーカーがプレス機を使うのと同じように、平らな金属板から、それをプレスしてドアパネルやルーフ構造、その他のボディ部品を作るために使われると思われます。

テスラはすでにテキサス州でサイバートラックのプロトタイプをゆっくりとしたペースで組み立てている状況ですが、今年の下期には顧客への納車を開始する予定であることから、待望の車の量産を今年後半に開始するという前言に忠実に、あらゆる手段を講じている状況と考えられます。

メガキャスティング部品の目撃情報も

昨年から3ヵ月も早い5月16日に開催予定のテスラ年次株主総会「サイバーラウンドアップ」は、サイバートラック製造の本拠地、ギガファクトリー・テキサスで開催予定です。その準備が見られる可能性が有ったので、先ほどのジョー・テグトマイヤー氏が日曜日にも関わらずギガ・テキサス上空をドローンで飛行して、面白いものを見つけたようです。

サイバートラック用のメガキャスティング?

2023年5月14日 ギガ・テキサス!母の日おめでとうございます!株主総会準備の様子を見るため、珍しく日曜日のフライトです。南側のスタンピングセクションにある鋳造品の興味深い画像をご覧ください!私には違うように見えますが、どうでしょうか?以下の、YouTubeのビデオを見てください!

さらに、サイバートラックのプロトタイプは、コーパスクリスティ近郊に建設予定のリチウム精製工場付近でテキサスの泥沼にはまったと報じられるなど、ますます目撃情報が増えています。また、米国ではテスラアプリで500クレジットを貯めると、誰でも最初の完成品サイバートラックの1台が当たる可能性がある抽選会に参加することができキャンペーンも始まりました。

完全電動のフルサイズ・ピックアップトラックであるサイバートラックは2019年に発表され、当初は2021年後半に生産開始予定とされていましたが、世界的なパンデミックとそれに伴うコンピューターチップの不足による一連の遅延により、サイバートラックは生産開始を2023年末に繰り下げました。

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