世界最大の建築物とされるテスラギガファクトリー・テキサスに、イタリアIDRA社の超巨大アルミ鋳造機9,000トンギガプレスを組み立てるための最初の部品が届き、サイバートラックの生産開始に向けて新たな一歩を踏み出しているようです。
テスラのギガプレスのメーカーであるIDRA社は、夏にイタリアで新型の9,000トンギガプレスを公開しました。この巨大な鋳造機は、ギガ・テキサスで来年には納車予定のサイバートラックのボディを鋳造するために使用され、サイバートラックの生産にとって非常に重要な装置となります。
IDRA社は、オープンハウスのイベントでギガプレスを披露した後、10月下旬にマシンを分解し、「梱包して出発する準備ができた」と発表しました。
ギガ・テキサスのドローンによる飛行では、IDRA社の大きな機械が工場に到着する様子はまだ捉えられていないのですが、テスラは誰にも気づかれないようにいくつかのパーツを運びこませることができたようです。
今朝のドローンパイロットのジョー・テグトマイヤー氏によるフライオーバーでは、ギガテキサス工場の鋳造機セクション内で、2つの大きな赤い装置とIDRAと刻印されたいくつかの箱が目撃されました。
赤い大きな部品はビニールで覆われていますが、夏に目撃されたこの機械の部品と思われます。
このギガプレスは非常に巨大なため、バラバラにテキサスへ送られ、今後数週間のうちにさらに多くの部品が届くと思われます。来月以降にすべての部品が到着すれば、テスラはギガプレスを完全に組み立てることができ、すべてがうまくいけば、第1四半期の終わりまでに試鋳造を開始、テスラが2023年半ばに生産を開始する予定に乗ると予想されます(イーロン・マスク氏がツイートしている最新のスケジュールによると)。
ギガプレスの登場は、サイバートラックのフレームを初めて示す写真がリークされてから、わずか数日後のことです。
ギガ・プレスはまだ存在しないため、このフレームは別の場所で生産されており、おそらく10月にギガ・テキサスで現れた2台のサイバートラックの車体を覆うプラスチックに携わっていた会社、Ecsar社が拠点を置くミシガン州にあるのではないかと考えられています。
テスラの採用情報ページには、サイバートラックの生産に関連する求人情報が多数掲載されており、テスラが2023年半ばの生産目標に向けて順調に物事を運んでいることを示しています。
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