テスラサイバートラックのリア一体成型メガキャスティング写真がギガ・テキサス工場からリーク

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Credit: Kim Java/Twitter
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イーロン・マスクCEOは、2022年第3四半期の決算説明会の冒頭の発言で最新情報を提供した際、テスラがすでにサイバートラックの「最終ラップ」に入っていることを強調しました。これは、同社の2022年第3四半期アップデートレターでも表現され、サイバートラックはすでに「ツーリング」(製造)段階にある車両として記載されました。

https://ir.tesla.com/#quarterly-disclosure

2022年第3四半期の決算説明会の数日後、ギガ・テキサスでサイバートラックのボディが移動している画像がネット上で共有されました。ボディは完全に覆われていたのですが、車両のサイズや形状からサイバートラックであることは明らかでした。それ以来、ギガ・テキサス内のサイバートラックの画像は数枚しか出てきていないという状況で、少なくとも、今まではそうだったのです。

最近、アルミ鋳造一体成型部品メガキャスティングと思われるサイバートラックの車体の画像がネット上で共有されました。この写真をYouTubeで公開したのは、長年テスラを所有し、EVを提唱しているキム・ジャバ氏で、この画像はギガ・テキサスで撮影されたものだとレポートしています。写真は車両の後方から撮影されたもので、サイバートラックの車体の主要な2つのパーツが組み合わされたようなものが写っています。ひとつはメガキャスト、もうひとつはステンレススチールをハイドロフォーミングしたような構造体です。

この大型のアルミ一体成型部品であるメガキャスティングを製造する設備がイタリアIDRA社がテスラのために提供するギガプレスです。サイバートラックのリアメガキャストとなると、9千トン〜1万2千トンもの超大型ギガプレスが必要だと言われており、この部品も以前ギガテキサスに導入されたギガプレスで製造されたものであると考えられます。

Credit: Kim Java/Twitter

後部のメガキャスティングをよく見ると、興味深いディテールがいくつも暗示されています。イーロン・マスク氏が以前、サイバートラックのリアにはモデルYで使用されているものより大きな鋳造機が必要だと述べたのは冗談ではありません。

この電気ピックアップは、長いトラックの荷台を持つ大型車であり、多くの重量を運ぶことができなければならないため、サイバートラックのリアボディに利用できる最大の鋳造機を使用しなければならないと述べています。ギガ・テキサスからの最近の写真で見ることができるように、サイバートラックのリア用の単一ピースメガキャストは、確かにこれまでで最大のものです。

Credit: Kim Java/Twitter

また、最近のサイバートラックの画像で興味深かったのは、折りたたみ式のミッドゲートがないように見えたことです。テスラ支持者の中には、この機能を楽しみにしていた人もいたため、これは少し残念なことでした。折りたたみ式ミッドゲートは、昨年発表されたテスラの特許にも大きく示唆されており、折りたたみ式リアシートについて記述されています。この特許は、サイバートラックを素晴らしいキャンピングカーにするとして、多くの興奮をもって迎えられました。最近のサイバートラックの画像とそのメガキャストが示唆するものであれば、そうはならないようです。

サイバートラックは単なる虚構の製品で発売されることはないと考える懐疑論者からの疑念がまだ多い中、ギガ・テキサスからのアップデートとテスラの施設にある全電動ピックアップトラックの画像の増加が、この車が本当に生産間近にあることを示唆しています。これは、テスラが2022年第3四半期の決算説明会で、ギガ・テキサスが2023年半ばに初期のサイバートラックの生産を開始する予定であることを表明し、たしかにその進捗が実質的に確認された情報といえるでしょう。

リークされたサイバートラックのリアメガキャストの動画は、以下からご覧いただけます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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