超大型鋳造機9,000トン「ギガプレス」はテスラ・サイバートラック用

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https://youtu.be/6BOkkD-zwXw
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テスラの大型鋳造機「ギガプレス」サプライヤーであるイタリアIDRA社は、ここ数週間、全く新しい9,000トンのギガプレスに関して予告をしていましたが、来週イタリアで行われるオープンハウスで、この巨大マシンを正式に発表することになりました。

テスラは以前、サイバートラック用に8,000トンのギガプレスを発注するとも言っており、IDRA社も昨年、ビデオでそれを披露していたことから、この新しいギガプレスはテスラ向けではないかという憶測が飛び交っていました。

また、現在使用されている他のギガプレス機と同様に、テスラのシンボルカラーである赤と白で塗装されています。

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https://youtu.be/6BOkkD-zwXw

同社は本日、来週のイベントに向けて9,000トンのギガプレスを組み立てる様子を収めたビデオを公開した後、テスラCEOのイーロン・マスク氏が、この超大型鋳造機ギガプレスは、ギガファクトリー・テキサスに搬入され、待望のサイバートラックの車体の生産に使用することを認めました。

テスラがギガプレスの仕様を8トンから9トンに増やさなければならないほどの変化が、サイバートラックにあったのかは不明です。現在、同社の工場には、モデルYのフロントとリアの一体型鋳造部品(メガキャスティング)を生産するために、6トンのギガプレスが複数台設置されています。

来週にはお披露目となり、その後、数ヶ月かけて解体、出荷準備、そして最終的には米国ギガファクトリー・テキサスで再組み立てを行う予定です。このタイムラインを考えると、直近のサイバーロデオでマスク氏が主張したように、テスラはサイバートラックの2023年の生産開始に向けて順調に進んでいる可能性が高いと考えられます。

この新しいギガプレスについては、来週のオープンハウスイベントで詳しくわかるに違いないので、そのときに詳細をお伝えしたいと思います。

新型ギガプレスの組み立ての様子は、以下の動画でご覧いただけます。

また、ギガベルリン工場でのモデルY用ギガプレスによるメガキャスティング部品製造の映像は以下でご覧いただけます。

加えて、部品製造だけでないテスラの他自動車メーカーにはない革新的な垂直統合モデルの解説もご確認ください。

またスウェーデン・ボルボ社もテスラの大型鋳造部品「メガキャスト」の採用を考えているようです。

テスラがすでに実際の電気自動車モデルYに導入しているメガキャスティング部品はこちらをごらんください。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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