テスラ欧州、ギガベルリンのみで塗装可能な特別色ミッドナイトチェリーレッド・モデルYの最新情報を公開

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Credit:Tesla
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テスラ欧州は、ギガファクトリー・ベルリンでのモデルYの新塗装色について、本格的なプロモーション活動を開始する構えのようです。ソーシャルメディア上の最近の発表によると、ミッドナイト・チェリー・レッドに塗装されたギガ・ベルリンのモデルYが、欧州の一部の場所で販売されることになったようです。

欧州から供給し今年後半には中東にも

今回の発表は、ミッドナイト・チェリー・レッドのモデルYの目撃情報がネット上で報告されていることを受けてのものです。今年3月の時点で、テスラウォッチャーがギガ・ベルリン周辺で撮影した画像から、ミッドナイトチェリーレッドに塗装されたモデルYがすでに工場から出荷されていることが判明していました。この目撃情報は、同車両の納車が間もなく登場する可能性が高いことを示唆していました。

しかし、テスラ欧州の最近の投稿を考慮すると、テスラはモデルYの新色を潜在顧客にアピールすることに力を入れているように思われます。また、ギガ・ベルリンがミッドナイト・チェリー・レッドのモデルYを大量に生産できるようになることも、このEVメーカーの努力の表れです。

テスラ・ヨーロッパは、ミッドナイト・チェリー・レッド塗装のモデルYが今年後半に中東にも導入される予定であることを報告しています。

3つの赤色

今回のミッドナイトチェリーレッドが追加されたことで、テスラには現在3つの赤色があります。当初から世界中で販売し、今でも大部分の市場で販売されている赤といえば「レッド・マルチコート」、そして、3月に突然モデルS/Xの赤の新色として米国カリフォルニア州フリーモント工場で塗装される「ウルトラレッド」、更に今回のギガ・ベルリンでだけ塗装できる特別な「ミッドナイト・チェリーレッド」です。

実物を見ているわけはないので明確な事は言えませんが、レッドマルチコートからミッドナイトチェリーレッドに至るまで、徐々に塗装回数が増えてより深みのある赤色になっている印象です。

納期は少し先

テスラがドイツで公開しているモデルYのオンラインコンフィギュレーターによると、ミッドナイトチェリーレッドに塗装された車両に対する需要は、依然として同社の生産能力を上回っている可能性があります。ドイツにおけるモデルYのコンフィギュレーターによると、本日注文されたミッドナイト・チェリー・レッド塗装のモデルYクロスオーバーの納期は、2023年8月から9月の予定となっているそうです。

ミッドナイトチェリーレッドと同時に発売された新色クイックシルバーを含む他のカラーは、今日注文した場合の納期が2023年5月から6月の予定と記載されています。ミッドナイトチェリーレッドはプレミアムペイントオプションで、3,200ユーロの追加費用がかかります。

ミッドナイト・チェリー・レッドは、モデルYが照明によって、更に角度によって色を変えることができる、かなり特別な塗装オプションです。これは、テスラの車両生産施設の中でも最も先進的なもののひとつであるギガ・ベルリンの塗装工場によって実現されたものです。

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