テスラは、ついに米国フリーモント工場で使用できる新しいペイントカラーを発表しました。「ウルトラレッド」と名付けられたこの新色は、モデルSとモデルXにのみオプションとして用意されています。
テスラは、米国カリフォルニア州フリーモント工場で生産されるすべてのクルマに、何年も前から同じカラーをデザインスタジオで提供してきました。どの色を標準にするか、どの色を追加料金にするか、多少の変更はあったものの、5つのカラーはこれまで変わらずに提供されてきました。
昨年、ついにミッドナイトチェリーレッドとクイックシルバーという2つの新色が登場しましたが、どちらも新しく建設されたギガ・ベルリンで製造されたモデルYにのみ、その高度なペイントショップによって提供されています。
CEOのイーロン・マスク氏は、これらの色が北米にやってくることはないと言っていますが、少なくともフリーモント工場に新しい色を提供することを約束していました。
今回のウルトラレッドは、その前に登場したマルチコート・レッド(S/Xにはもうありません)と同様、最も高価な塗装オプションで、3,000米ドルとなり、これまでのマルチコート・レッドの2,500米ドルから価格が引き上げられました。
テスラは、新しい赤の塗装で何が違うのか詳細を説明していませんが、下の画像で新旧の色を比較すると、ウルトラレッドはマルチコートレッドよりも濃く、鮮やかであることがわかります。
ギガ・ベルリンのミッドナイトチェリーレッドと比較すると、新しいウルトラレッドはそれほど濃くはないです。
マルチコート・レッドは、フリーモントのモデル3/Yに引き続き設定されています。また、パールホワイトマルチコートは、北米のすべてのテスラ車の標準塗装オプションとなっています。
デザインスタジオは2023年3月の納車を見込んでいるため、今月末にはウルトラレッドの塗装を施した最初のクルマを見ることができるようになるかもしれません。
フリーモント工場ではすでにウルトラレッドを生産しています。昨日、テストコースで14台のモデルX SUVがこの新色で登場したことが、ドローンフライトオーバーで確認されています。
モデルSの製品ページに追加されたウルトラレッドの高解像度写真を以下にご紹介します。
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