中古EV購入で乗り換えが最も多いのはテスラモデル3、下取りが最も多いのは…:米国での調査結果

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米国中古車販売会社カーマックスのデータによると、EVに乗り換えたドライバーは、他のどのブランドよりもトヨタ車を下取りに出すことが多いとのことです。

  • カーマックス.comにおける「電気」を含む用語の検索ボリュームは、2022年2月から2023年2月にかけて倍増しました。
  • 2023年2月、カーマックスで最も人気のある電気自動車のトップ5は、テスラモデル3およびモデルY、日産リーフ、フォードマスタングマッハE、そしてシボレーボルトEVでした。
  • 2022年9月1日から2023年2月28日まで、電気自動車の下取り車種はSUVが最も多く、EVの下取りブランドはトヨタが最も多くなっています。
  • 2022年9月1日から2023年2月28日まで、テスラモデル3を購入する際の下取りは、最も多いのがホンダ シビック、2番目に多いのがトヨタ タコマでした。

EVの検索数は1年前の2倍

アメリカ人は、新車・中古車を問わず、内燃機関(ICE)搭載モデルからEVへの乗り換えを希望する傾向が強まっています。中古車販売会社カーマックスの最新レポートによると、全米のガソリン価格の上昇に伴い、EVの検索数がこの1年で2倍に増加したとのことです。また、内燃機関を搭載した車を下取りに出して、中古のEVを購入する人も増えています。

EV購入の際に最も下取りが多いブランド

カーマックスによると、トヨタは「EV購入の際の下取りが最も多いブランド」であり、完全な電気自動車への移行に消極的な日本の自動車メーカーが陥っている深刻な状況を物語っています。

このカーマックスの調査では、内燃機関から電気自動車に乗り換える際に目立つセグメント(自動車の種類)および特定のブランドの傾向を調査しました。その結果、EVの下取り車として最も多いのはSUVで、40%、セダンやクーペは29%、高級車は17%で3番目でした。

セダンやクーペに比べ、SUVの人気が高いことを考えれば、セグメント別の割合はそれほど驚くことではありません。

しかし、EVの上位5モデルがSUVでないことは注目に値します。カーマックスで最も売れているEVは、人気順に、テスラモデル3およびテスラモデルY、日産リーフ、フォード・マスタング・マッハE、シボレーボルトEVとなっています。

おそらく、買い物客がSUVを下取りに出して、EVのセダンやクロスオーバーを購入していることを意味しているのでしょう。カーマックスは、テスラモデル3に乗り換えたSUVオーナーの正確な割合を明らかにしていませんが、もしモデル3が最も売れているEVであれば、元SUVドライバーがテスラに乗り換える可能性が高く、「全く人気の無い」セダンの将来にとって良い兆しとなるかもしれません。

テスラモデル3購入時に最も多い下取り車はホンダシビック

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テスラモデル3
Credit:Tesla

カーマックスのレポートによると、テスラモデル3の下取りで最も多かったのはホンダシビック、2番目に多かったのはトヨタタコマだったそうです。日産リーフを購入するカーマックスの買い物客は、トヨタ・プリウスを下取りに出すのが最も多い状況ですが、プリウス・プライムが何台下取りされたかについては触れられていません。

いずれにせよ、トヨタはEVの下取りが最も多いブランドであり、内燃機関車の下取りの12%を占めています。フォードとBMWは8%で同率2位、ホンダは7%で3位となりました。

2年連続トヨタ

カーマックスでは、2年連続でトヨタがEVの下取りで最も多いブランドとなっていますが、これはトヨタが完全な電気自動車に消極的であることと関係があるのかないのかは不明です。

トヨタはハイブリッド車やプリウスのようなプラグインハイブリッド車にこだわり続けていますが、少なくとも一部の元オーナーは、新型EVのためにトヨタから日産に乗り換えるという、考えられないことをしているというのが現状です。

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