テスラ期待の電動ピックアップ、サイバートラックは「最も醜いトラック」との指摘も

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テスラ期待のサイバートラックは今年最も期待されるクルマのひとつかもしれないのですが、この全電動ピックアップトラックの極端なデザインが今や万人に絶賛されているとは言い切れない状況です。例えば、ウォール街のベテラン投資家ジム・クレイマー氏は、サイバートラックはイーロン・マスク氏の熱烈なファンにとって単なる「おもちゃ」で終わってしまう可能性が高い、と述べています

テスラは、2023年第1四半期決算説明資料でサイバートラックの生産開始を強くアピールし、ギガファクトリー・テキサスでの生産ラインの画像を複数掲載しました。イーロン・マスクCEOも第1四半期の決算説明会で、サイバートラックが第3四半期に専用のデリバリーイベントを行うことを認めています。全体として、サイバートラックは間違いなく製造が進捗し、間もなく登場することになると考えられます。

しかし、CNBCの株式情報番組スクウォーク・オン・ザ・ストリートのエピソードで「マッド・マネー」コーナーのホストであるジム・クレイマー氏が語ったように、彼は多くの自動車購入者がサイバートラックから大きな価値を得るとはあまり考えていないようです。クレイマー氏は、「イーロン・マスク氏のファンボーイのためのおもちゃと呼んでいる」と述べ、この車はおそらくランボルギーニのように、値段が高すぎ、バッテリーが大きすぎるものになるだろうと述べています。

ジム・クレイマー氏は、サイバートラックのデザインに対する批判もあからさまに公言しており、「醜い」「今まで見た中で最も醜いトラック」であると述べています。「こいつは相当醜い。申し訳ないが、私はテスラが大好きでもそう感じるのです。」とクレイマー氏は語っています。このマッド・マネーの司会者の発言は極めて正確で、クレイマー氏は近年、テスラに対して相当前向きな見通しを立てているにも関わらずです。確かにテスラの創業期には、ジム・クレーマー氏はテスラに対して懐疑的なスタンスでした。

興味深いことに、クレイマー氏は、そもそもピックアップトラックを購入する人は車を作業用として使いたいので、サイバートラックは一般のトラック購入者にはあまり魅力的でないだろうと述べています。このウォール街のベテランは、ピックアップトラックの購入者は、時折木の枝などを運べるようなものを求めているのですが、サイバートラックの購入者は、おそらくそのようなことはしたくない人が大半なのだとという事です。

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Credit:Tesla

このように、クレイマー氏がサイバートラックに懸念を示しているにもかかわらず、テスラはサイバートラックを実際の重労働に使用できる車とする考えを非常に明確に示しています。サイバートラックが鋼鉄製で、外骨格を意識して設計されていることや、鉄球も跳ね除けるアーマー・ガラスを使用している理由のひとつは、こうした革新的な技術によって堅牢性と耐久性を実現するためです。

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