テスラ、新たな取り組みとなる「リモート試乗」の展開をテスト中

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Credit:Tesla
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テスラは欧州で新しいリモート試乗(テストドライブ)戦略をテストしており、スウェーデンのオレブロに最初の拠点をオープンしています。

テスラのテストドライブ体験は他のものと同様に普通ですが、同社はここ数年、人と人との接触を減らし、体験全体を簡単にするための数々の措置を講じてきました。

コロナが大流行した2020年、テスラは対面での接触を減らし、なおかつ車両を体験したり所有手続きを完了したりできるよう、非接触型タッチレス試乗や車両納車サービスの提供を開始しました。

今日の世界では、ウイルスにさらされる可能性よりも、人々が簡単にアクセスできることが重要視されているようです。テスラは、スウェーデンの試乗拠点で、購入希望者がより簡単に試乗体験できるような新しい戦略を採用しています。

オレブロの拠点で現在展示されているモデル3およびモデルY、モデルSのいずれかを試乗運転するには、テスラのウェブサイトから直接予約し、到着したら電話で連絡することができます。車両は遠隔操作でロック解除され、初めて運転する方には、担当者が車を運転する際の基本的な操作や目的地までのナビゲーションなど、必要なことを説明します。

そしてこの試乗時間は30分と定められています。

また、タッチレス試乗はテスラにとって素晴らしいマーケティングツールです。なぜなら、人々が車を購入する際のあまりにもストレスフルなプロセスを回避するための、もう一つの方法だからです。自動車販売店は、人々にとって最も嫌な場所のひとつであることが、調査によって明らかになっています。実際、人々は新しい車をディーラーで買うのに嫌気がさしているのです。

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ドイツにあるテスラ専用スーパーチャージャー
https://youtu.be/J8f2L5Na8BM

テスラは、価格交渉を排除し、消費者に直接販売するモデルを採用することで、自動車購入のストレスを解放しようとしています。その結果、消費者は、攻撃的な自動車販売員を相手にして疲れることが少なくなりました。

販売員の同乗試乗は、車を購入する際のストレスに加え、自分の決断を監視されているような感覚に陥ることもあります。テスラは、自動車購入のあらゆる段階におけるストレスを取り除くために、この新しいプログラムによって消費者が感じる最も大きな利点のひとつとなりそうです。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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