テスラ、米でモデルS/X対象に新たに3,000ドル割引やスーパーチャージャー無料化のオファー

tesla-ciie-model-x-04

テスラは現在、モデルSとモデルXの新車購入時に、追加割引またはスーパーチャージャー無料のインセンティブを提供していますが、テスラはこのインセンティブの適用条件として購入者に既存の車を下取りに出すことを要求しています。

テスラは2023年の年初に世界中で大幅な値下げを行い、米国では政府のインフレ抑制法(IRA)による連邦税控除インセンティブと合わせると、対象車種をおよそ2万ドルも安価に購入することができるという、購入予定者にとっては非常に有り難い状況となっています。今年テスラは販売台数を四半期の早い時期に押し上げることに注力しているようで、これまでのように四半期末に向けての納車ラッシュとは対照的に、早期納車の戦略を選択しています。

現在、テスラはさらに一歩進んで、現在のテスラ所有者に接触し、テスラを下取りに出すことを条件に、3000ドルの割引または3年間の無料スーパーチャージャー特典を付けて、新車を購入するよう働きかけているようです。

最近、下取り価格のリクエストや試乗を通じてテスラに新車購入の問い合わせをした購入希望者数名に、テスラ社のオーナーシップ・ロイヤリティ・チームメンバーから、割引または無料スーパーチャージャーを提供するオファーがあったようです。

2021-tesla-model-s-plaid-refresh
Credit:Tesla

これらの割引は、モデルS/Xが最近の値下げで13,000ドルも価格が下がったことに加えて提供されるものです。テスラの担当者は購入希望者へのメールで、「新型テスラの3000ドル追加割引か、スーパーチャージャー3年間の無料充電(どちらか好きな方)のオプション」が、下取りに出し、すぐに新車を注文する場合に利用できる、と述べています。有効期限は「2月中」となってますが、テスラは正確な日付を明記していません。

テスラ担当者は、保証を更新しながら新車にアップグレードする機会であるとも述べ、このプロモーションを提供されたオーナーは、既存の車両を下取りする必要があると言っています。テスラのオーナーシップ・ロイヤルティ・オファー・プログラム・チームのメンバーから、このオファーが事実であること、モデル3およびモデルYをこのプロモーションの対象としていないことも併せて確認されました。

このプロモーションは「オーナーシップ・ロイヤルティ・オファー」と呼ばれており、テスラが他社EVを試すのではなく、現在のオーナーをテスラ社に引き留めようとしていることを示唆しています。テスラは昨年累計で、130万台以上納車しましたが、納車台数の年間目標、年率50%成長には届かない年率40%成長に終わりました。2023年は180万台の納車を目指しているのですが、イーロン・マスクCEOは、今年は製造能力的には200万台の納車が可能であるとも述べています。

テスラは明らかに、これまでよりも早いペースでより多くの車両を販売・納車しようとしており、今回もモデルS/X購入者を納得させるために追加の割引を提供しています。1月上旬の大幅値下げは、販売台数を伸ばすためのテスラの最初の行動であり、EVメーカー間の価格競争に火をつけ、各社が市場シェアを争っている状況です。また、テスラは過去に北米で「スーパーチャージャー無料提供」を新車販売台数促進のために利用したことが幾度かあります。

今回のテスラの値下げに対抗して、フォードは今朝、マスタング・マッハEで最大5,900ドルの値引きを発表しました。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

人気記事

ブレーキフルードも配管も全廃。テスラCybercabが採用した「完全ドライEMB」の構造と4輪独立制御
ソフトウェアアップデート2026.38で何が変わる? Intel搭載車へのSC構内3Dマップ開放と「ダイナミック・ヘッドライト・レベリング」の正体
なぜテスラは注文画面で大々的にアピールしないのか? パフォーマンス限定「生涯コネクティビティ」の譲渡制限と実質維持費
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
前面・側面・横転すべてで5つ星。2026年型テスラModel 3がNHTSA全試験で最高評価を獲得した骨格設計
CHAdeMOアダプター不要の時代へ。テラチャージが2028年よりNACS充電器2,500口を展開する意味
【2026年最新】テスラのおすすめカスタムロック音・施錠音サウンド集|人気ビデオゲーム・映画・アニメ効果音
【レベル4認可への最短ルート】全道路解禁を捨てたテスラAIチーム:高速道路限定FSDが日本でも実現する理由
満車時は1分100円。テスラSC「充電時間超過料金」の課金条件と5分猶予ルール、米国で進む80%混雑料金の現在地
ブラウザ埋め込みから脱却へ。テスラ・シアターの内部API改修がもたらす動画ストリーミングの高速化とサービス拡充

新着記事

新型ロードスターは3グレード展開へ。公道仕様からコールドガススラスター搭載のRocketまで判明した主要スペック
欧州テスラが年産100万台へ:ギガベルリンの現行週7500台から約2.7倍増産計画と環境認可プロセス
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
テスラ デリバリーセンター名古屋みなとが10月28日オープン:最大130台収容の東海新ハブ
ハンドルもミラーもない車内で乗客は何を見るのか? サイバーキャブが後方・側面カメラ映像を画面投影する理由
トランス工事待ちの2年をスキップ。テスラがスーパーチャージャーを前倒し開通させる「Flex Connect」の仕組み
公式ノートに書かれない「2026.32」の隠れた変更点。ブラウザ広告ブロックとシートヒーター20分自動OFFの狙い
カナダのモデル3受注停止の引き金。中国の税制改正が日本の販売価格に及ぼす影響度
テスラ・ロボタクシーがスーパーチャージャーで手動充電される理由。オースティン現場動画が明かした運用の実態
自宅に着いたらガレージを開けてミラーを畳む。テスラ最新コードに隠された車載自動化システムの活用法

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。加えて、記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれていることがあります。また、掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。更に、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました