テスラ、ドイツでモデル3・モデルYの向けの補助金補填オファー

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Credit:Tesla
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ドイツのテスラモデルYの予約者は、テスラから同社の顧客重視の姿勢を示唆するメッセージを受け取りました。このメッセージによると、年内に納車できないモデルYの顧客は、ドイツ政府の電気自動車に対する現行の奨励金を引き続き受け取ることができ、テスラはその差額を負担する、とのことです。

ドイツ政府の電気自動車に対する優遇措置は、来年から縮小される見込みです。モデル3およびモデルYの需要により、一部の注文は2023年に履行される可能性が高いため、これは一部のテスラの顧客にとって悪いニュースになっていました。したがって、今日、車両を注文したとしても、一部の顧客は、ドイツ政府の電気自動車インセンティブがすでに減額調整されているであろう2023年に納車することになるからです。

2023年にドイツ政府の電気自動車に対する優遇措置が縮小されます。
テスラは今年中にすべての注文を満たすことができないので、12月31日までに注文して2023年に車を受け取る場合、その差額を負担することになりました。
いい動き、テスラ

しかし、テスラが顧客に送ったメッセージのスクリーンショットにあるように、テスラは、現在の補助金と来年の調整後の補助金の差額を負担する予定です。これは、2022年12月31日までに発注された車両を対象に実施され、テスラのコミュニティメンバーである@tesla_adriは、同社のメッセージの画像と、そのテキストの大まかな翻訳を共有しました。

「今年の納車需要が高いため、モデル3およびモデルYの納車が2022年でなく、この納期延長の適用条件を満たしている場合、2022年のグリーンボーナス(政府の補助金)との差額を補填します。この補償を受けるには、2022年12月31日までにモデル3およびモデルYを注文してください」

モデル3の予約者に向けたメッセージは以下の通りです。

「テスラへの補助金は2023年に減少します。私たちは、モデル3で高い補助金の恩恵を受けていただきたいと考えています。たとえ、今年の需要が旺盛なため、納車が2023年になるとしてもです。また、補償の条件を満たしていれば、2022年と2023年の補助金額の差分をお支払いします。今のところ、あなたは何もする必要はありません」

テスラのドイツでの事業は、このところかなり印象的なものとなっています。つい最近、同社はギガファクトリーベルリンで生産しているモデルYに、2つの新しいプレミアムカラーを発売しました。クイックシルバーとミッドナイトチェリーレッドと名付けられたこの2つの新しいプレミアムカラーは、ミッドナイトシルバーメタリックとレッドマルチコートペイントに代わるもので、どちらも少し価格が値上げされています。

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ミッドナイトチェリーレッドのモデルY
Credit:Tesla

にもかかわらず、新色のモデルYの受注は好調だったようで、ミッドナイトチェリーレッドに塗られたモデルYの納車待ち時間は、2023年7月まで繰り延べられています。また、最近撮影されたギガファクトリーベルリンの複合施設の写真から、同施設のバッテリーセル生産棟の完成が迫っているようであることが判明しています。

さらに、ドイツ国内でテスラの売れ行きが非常に好調で、2022年9月単月ですべての乗用車で最も売れたのがテスラモデルYとなりました。つまり、お膝元のフォルクスワーゲンよりも売れたということです。ちなみに、モデル3は8位となっています。

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