テスラは、多くの評論家が不可能だと考えていたことを成し遂げました。来年に「世界で最も売れるクルマになる」とイーロン・マスクCEOが予言したテスラモデルYが、2022年9月にドイツ国内で最も人気のある車となり、他のすべての自動車ブランドを上回る販売台数を記録したのです。
ギガ・ベルリンのオープンからわずか7ヶ月、生産が本格化する前に、テスラはこの偉業を達成することができたのは非常に驚きの結果と言ってよいでしょう。
先週、ドイツにおけるテスラの登録台数が前年同月比で70%増加し、9月のEVの市場シェアが自動車販売全体の20%をしたことがわかりました。
これまでドイツ連邦自動車交通局(KBA)は累積販売データしか発表していませんでしたが、本日追加データを発表し、内燃機関(ICE)自動車を含めてもテスラモデルYが同国でトップセールスであったことが明らかになりました。
KBAによると、テスラは9月にドイツ国内でモデルYを9,848台、モデル3を3,876台納車し、テスラ全体の登録台数は月間合計で13,724台となりました。つまり、モデルYは10,000台近く納車され、長年地元で人気のフォルクスワーゲン・ゴルフ(7,095台)をも上回るという結果です。
ベストセラーの3位はVWティグアン(5,887台)、4位シュコダ・オクタビア(5,786台)、5位VW T-Roc(5,135台)となっています(nextmove.de調べ)。
約4,000台に迫るモデル3の納車台数は、この電気セダンがドイツで9月に8番目に人気のある車となるのに十分な数だったようです。
テスラは今年の9カ月間を通じて、ドイツ国内において現在4万台弱を納車しており、2022年に8万台を納車するという社内目標の約半分に達している状況です。
つまり、テスラは今年最後の3カ月で、これまでと同数のクルマを納車しなければならないことになるのですが、欧州初のテスラ工場ギガ・ベルリンが生産を拡大し、現在週あたり2,000台以上を生産していることを考えれば、これは不可能なことではありません。
同社は、年末までにこれを週5,000台まで増やしたいと考えており、ギガ上海からのモデル3の輸入と、来月から始まるモデルS/Xの納車の可能性を合わせると、テスラはVWとメルセデス・ベンツの本拠地で、目標達成の可能性があると言えるでしょう。
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